レースラベンダーの育て方!切り戻し剪定や寄せ植えの仕方などを解説!

レースラベンダーの育て方!切り戻し剪定や寄せ植えの仕方などを解説!

レースラベンダーは観賞用に品種改良されたラベンダーで、葉がレースのように美しいのが特徴です。耐寒性が弱く育て方が少し難しいですが、花や葉を楽しめるため花壇の寄せ植えやガーデニングなどに人気があります。そんなレースラベンダーの育て方や増やし方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.レースラベンダーとは
  2. 2.レースラベンダーの育て方
  3. 3.レースラベンダーの増やし方
  4. 4.まとめ

レースラベンダーとは

Photo by Naoki Natsume/Ishii , 夏目直樹 ,石井直樹

レースラベンダーは鮮やかな紫色の花と、レースのように繊細な葉が魅力的な植物です。咲き姿を楽しむために園芸用として品種改良されたラベンダーで、開花時期が長く花壇の寄せ植えなどのガーデニングにも人気があります。四季咲き性のため、条件が合えば冬でも開花する多年草です。そんなレースラベンダーの株分けや挿し木での増やし方や育て方などをご紹介します。

レースラベンダーの基本情報

科名 シソ科
属名 ラヴァンデュラ属
別名 ピンナタラベンダー、ファーンラベンダー
開花時期 4月〜7月、9月〜11月
耐暑性 普通
耐寒性 弱い

レースラベンダーの特徴

観賞用に品種改良されたラベンダーのため花が美しいのはもちろん、葉に細かい切れ込みが入り繊細でレースのような咲き姿が楽しめるのが魅力です。「四季咲き」という性質があり環境や条件が整えば秋や冬にも開花します。「プテロストエカス系」という系統に分類されますが、ラベンダーには他にもさまざまな系統があるのが特徴です。詳しくは以下の記事をご覧ください。

ラベンダーの系統・品種とその見分け方をご紹介!ラバンディン系って?のイメージ
ラベンダーの系統・品種とその見分け方をご紹介!ラバンディン系って?
ラバンディンって聞いたことはありますか?ラベンダーの代表的な品種の一つなんです。気品ある癒しの香り、製油としての効能、愛らしい花、植栽としての存在感。今回はラバンディンを中心にラベンダーの系統・品種を分類し、種類別に見分け方を説明していきます。

ドライフラワーにもおすすめ

Photo byPactoVisual

花の形が美しいため、ドライフラワーにして飾るのもおすすめです。開花後に切り取ってドライフラワーにすると花びらがポロポロと落ちてしまいます。そのため開花する前に摘み取り、麻紐などで縛って逆さにして干しておきましょう。他にもラベンダースティックにアレンジしても素敵ですよ。ラベンダースティックの作り方については以下の記事を参考にしてください。

ラベンダースティックの作り方!ハート型のアレンジ方法などもご紹介のイメージ
ラベンダースティックの作り方!ハート型のアレンジ方法などもご紹介
ラベンダースティックは乾燥していない生のラベンダーを使って作る、おしゃれな雑貨です。難しそうに見えますが、ポイントをおさえると初心者でも簡単にきれいに作れます。ここでは、ラベンダースティックの作り方とハート型などのアレンジをご紹介します。

レースラベンダーの名前の由来

フリー写真素材ぱくたそ

「レースラベンダー」はその名前のとおり、葉が「レース」のように美しいためにつけられた名前です。他にも「ラベンダーレース」とも呼ばれています。またレースのように見える葉がシダ植物の葉にも似ているとされ「ファーンラベンダー」という別名でも呼ばれている植物です。

レースラベンダーの花言葉

レースラベンダーには「あなたを待っています」「期待」「疑惑」「沈黙」「繊細」という花言葉がついています。リラックスできる独特な香りがするため「沈黙」という花言葉がつきました。またラベンダーの精油は肌に優しく、やけどなどの炎症緩和にも使用されていたので「繊細」という花言葉がついたといわれています。

次のページでは、育て方をご紹介します。

次のページ

レースラベンダーの育て方

関連記事

Article Ranking