レースラベンダーとは
レースラベンダーは鮮やかな紫色の花と、レースのように繊細な葉が魅力的な植物です。咲き姿を楽しむために園芸用として品種改良されたラベンダーで、開花時期が長く花壇の寄せ植えなどのガーデニングにも人気があります。四季咲き性のため、条件が合えば冬でも開花する多年草です。そんなレースラベンダーの株分けや挿し木での増やし方や育て方などをご紹介します。
レースラベンダーの基本情報
科名 | シソ科 |
属名 | ラヴァンデュラ属 |
別名 | ピンナタラベンダー、ファーンラベンダー |
開花時期 | 4月〜7月、9月〜11月 |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | 弱い |
レースラベンダーの特徴
観賞用に品種改良されたラベンダーのため花が美しいのはもちろん、葉に細かい切れ込みが入り繊細でレースのような咲き姿が楽しめるのが魅力です。「四季咲き」という性質があり環境や条件が整えば秋や冬にも開花します。「プテロストエカス系」という系統に分類されますが、ラベンダーには他にもさまざまな系統があるのが特徴です。詳しくは以下の記事をご覧ください。
ドライフラワーにもおすすめ
花の形が美しいため、ドライフラワーにして飾るのもおすすめです。開花後に切り取ってドライフラワーにすると花びらがポロポロと落ちてしまいます。そのため開花する前に摘み取り、麻紐などで縛って逆さにして干しておきましょう。他にもラベンダースティックにアレンジしても素敵ですよ。ラベンダースティックの作り方については以下の記事を参考にしてください。
レースラベンダーの名前の由来
「レースラベンダー」はその名前のとおり、葉が「レース」のように美しいためにつけられた名前です。他にも「ラベンダーレース」とも呼ばれています。またレースのように見える葉がシダ植物の葉にも似ているとされ「ファーンラベンダー」という別名でも呼ばれている植物です。
レースラベンダーの花言葉
レースラベンダーには「あなたを待っています」「期待」「疑惑」「沈黙」「繊細」という花言葉がついています。リラックスできる独特な香りがするため「沈黙」という花言葉がつきました。またラベンダーの精油は肌に優しく、やけどなどの炎症緩和にも使用されていたので「繊細」という花言葉がついたといわれています。
次のページでは、育て方をご紹介します。