レースラベンダーの増やし方
「挿し木」や「種まき」「株分け」で増やせます。レースラベンダーがたくさん咲く姿は見応えがありとても素敵なので、ぜひ試してみてくださいね。それぞれの増やし方に適した時期や方法を詳しくご紹介します。
増やし方①挿し木
挿し木は3月〜5月に行います。木質化した健康で丈夫な枝を選び、7cm〜10cmの長さで切り取ってください。枝の下の部分を斜めに切り、水に30分程度浸して水を吸わせておきます。赤玉土などの挿し木用の用土に挿したら水をたっぷりと与えて発根をまちましょう。
増やし方②種まき
花後に種子がつくため、花がら摘みをしないで花穂が黒くなるまでそのまま育てます。立ち枯れてきたら茎ごと切り取り、軽くふって種を採取してください。新聞紙などに種を包んで風通しのよい日陰で保存しておきましょう。種まきの適期(3月〜5月)になったら育苗ポットに種をまいて増やします。
増やし方③株分け
株分けは3月〜5月に行いましょう。大きく育った株を選び、根を傷つけないように丁寧に掘り起こします。手で優しく根をほぐして、簡単に分かれる部分で株分けしましょう。適度な大きさに株分けしたら、新しい用土に植え付けてください。しっかりと根付くまでは水切れに注意して育てていきます。
株分けでの増やし方はおすすめできない?
一般的なラベンダーの場合は、株分けでの増やし方は適していないといわれています。ラベンダーは「低木」に分類されるため、根を傷つけると枯れてしまう恐れがあるからです。しかしレースラベンダーの場合は「株分けで増やせるタイプ」という品種も売られています。ラベンダーのさまざまな増やし方については、下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
まとめ
レースラベンダーの特徴や寄せ植えでの育て方、挿し木や株分けでの増やし方などについてご紹介しました。花だけでなく葉の美しさも魅力的な植物で、四季咲き性のためしっかりと管理すれば長く開花が楽しめます。そんな素敵なレースラベンダーを、ぜひ自宅の庭で育ててみてくださいね。