レースラベンダーの育て方!切り戻し剪定や寄せ植えの仕方などを解説!

レースラベンダーの育て方!切り戻し剪定や寄せ植えの仕方などを解説!

レースラベンダーは観賞用に品種改良されたラベンダーで、葉がレースのように美しいのが特徴です。耐寒性が弱く育て方が少し難しいですが、花や葉を楽しめるため花壇の寄せ植えやガーデニングなどに人気があります。そんなレースラベンダーの育て方や増やし方をご紹介します。

記事の目次

  1. 1.レースラベンダーとは
  2. 2.レースラベンダーの育て方
  3. 3.レースラベンダーの増やし方
  4. 4.まとめ

レースラベンダーの育て方

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紫色の花が一斉に開花する姿が魅力的で、花が風に揺られている様子はとても美しく人気があります。草丈が50cmほどまで大きく成長するため、他の植物と寄せ植えにする場合は後ろ側に植え付けるのがポイントです。そんなレースラベンダーの切り戻し剪定や寄せ植えなどの育て方を詳しくご紹介します。

育て方①置き場所

日当たりのよい場所で育てると花付きがよくなり、葉の色も美しく育ちます。しかし夏場の直射日光に長く当ててしまうと葉焼けを起こして枯れてしまう恐れがあるため注意しましょう。また風通しのよい場所を選ぶと病気や害虫被害を予防できておすすめです。耐寒性が弱いため、冬前に鉢植えの場合は室内に取り込み、地植えの場合はマルチングをしてください。

梅雨時期の注意点

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高温多湿に弱い性質があるため、雨が長く続くような梅雨時期には置き場所をしっかりと管理しましょう。雨に長く当ててしまうと花や株が傷んで枯れてしまう可能性が高くなります。軒下などの雨が当たらない場所に移動させましょう。また水はけの悪い場所で育てると根腐れを起こしてしまう恐れがあります。

育て方②用土

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水はけのよい用土を使用して育ててください。市販されている草花用培養土を使用しても構いませんが「ラベンダー用培養土」を使用するのもおすすめです。自分で配合する場合には、赤玉土と腐葉土を混ぜ込んだ用土に少量の苦土石灰を加えた用土が使用できます。

育て方③種まき

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種まきは3月〜5月に行いましょう。地植えで育てる場合でも、育苗ポットなどに種まきをして成長してから植え替えるのが一般的なやり方です。育苗ポットに種を2粒〜3粒程度まいたら、水切れを起こさないようにたっぷりと水を与えて発芽をまちます。日当たりと風通しのよい場所で育てると約1週間〜10日で発芽するのが特徴です。

育て方④植え付け

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育苗ポットで発芽させた苗や、購入してきたポット苗を3月下旬〜4月中旬に植え付けましょう。根を崩さないようにポットから取り出して植え付けるのがポイントです。水はけが悪いと根腐れを起こしてしまうため、地植えにする場合は少し高植えにして水はけをよくしましょう。鉢植えの場合は小さめの鉢を選ぶと、水が溜まりにくくなって蒸れを防げます。

寄せ植えにする場合

他の植物と寄せ植えにする場合は、レースラベンダーを後ろ側に植えて背景のように利用すると美しく仕上がります。同じような青系の花「ミオソティス」や、上に伸びる植物と相性抜群の「ワイヤープランツ」と寄せ植えにするのもおすすめですよ。それぞれの植物と土質の条件も同じです。ミオソティスやワイヤープランツに関しては以下の記事を参考にしてみてくださいね。

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育て方⑤水やり

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地植えの場合は雨水のみで十分なため、水やりの必要はありません。やや乾燥気味に育てるのが重要で、梅雨時期など雨が長く降り続くような時期には注意が必要です。鉢植えの場合は土の表面が完全に乾いてから水やりをしてください。夜に水やりをすると日光が当たらず土が濡れたままの状態が長く続いてしまうため、水やりは必ず午前中に行うようにしましょう。

育て方⑥切り戻し剪定

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高温多湿が苦手なため、葉が混みあってきたり茎が増えすぎたりしたら、その都度切り戻し剪定を行いましょう。また花がら摘みも同時に行い、常に風通しをよくしておくのが重要です。とくに梅雨前には蒸れを防ぐため、株を半分程度に思い切って切り戻してしまっても構いません。

次のページでは、増やし方をご紹介します。

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レースラベンダーの増やし方

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