ラベンダースティックの作り方!ハート型のアレンジ方法などもご紹介

ラベンダースティックの作り方!ハート型のアレンジ方法などもご紹介

ラベンダースティックは乾燥していない生のラベンダーを使って作る、おしゃれな雑貨です。難しそうに見えますが、ポイントをおさえると初心者でも簡単にきれいに作れます。ここでは、ラベンダースティックの作り方とハート型などのアレンジをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.ラベンダースティックとは
  2. 2.ラベンダースティックの作り方
  3. 3.ラベンダースティックのバリエーション
  4. 4.ラベンダースティックの使い方
  5. 5.まとめ

ラベンダースティックとは

ラベンダースティックとは乾燥していない生のラベンダーとリボンを組み合わせて作る香りのよい雑貨のことで「ラベンダーバンドルズ」ともいいます。ポイントをおさえて丁寧に作業すれば初心者でも簡単にきれいに作ることができます。ここでは、ラベンダースティックの作り方とハート型などのアレンジの仕方、効果的な使い方をご紹介します。

ラベンダースティックの特徴

ラベンダースティックの膨らみの中にはラベンダーの花穂があり、できあがった時点では生花ですが使っているうちにドライフラワーに変化します。香りが少なくなっても、膨らみを軽くもむとポプリのように香りだす優れものなのです。

ラベンダースティックに適したラベンダーの種類

Photo byJillWellington

ラベンダーにはさまざまな種類がありますが、ラベンダースティックにはラバンディン系やアングスティフォリア系などが適しています。どちらも花穂の香りが強く茎が長いのが特徴です。代表的な品種は、ラバンディン系ではグロッソ、アングスティフォリア系ではイングリッシュラベンダーがあります。

ラベンダースティックの作り方

用意するもの

  • ラベンダー(切り花)奇数本数
  • 細め(幅0.3~0.5cmくらい)のリボン約150cm(蝶々結びなどのアレンジをする場合は長めに用意)
  • はさみ

①スティックの膨らみを決める

ラベンダースティックの標準的な膨らみを作るには、ラベンダーは9本~11本程度が適当です。膨らみを変えたい場合は2本ずつ増減するとよいでしょう。編み方がきつめだとほっそりとスタイリッシュに、編み方がゆるめだとふっくらとかわいらしく仕上がります。自分の編み方とできあがりのイメージで本数を決めましょう。

ラベンダーを選ぶポイント

Photo byTanyaKurt

ラベンダーは生の切り花で花穂がしっかりついているものを準備します。花穂が落ちて隙間が多いものだと、できあがりの膨らみが細くなります。ドライフラワーのように乾燥しているもので作ると茎を折るときに切れやすいので、ラベンダースティックに使うラベンダーはドライフラワーは避けましょう。

②茎の下準備

茎を加工しやすいように、1日程度水から抜いてしんなりさせておきます。花穂の中にいる虫を取り除き、先端のまとまっている花穂以外の花穂や葉も不要なので取り除いておきましょう。取り除いた花穂や葉は膨らみの追加やポプリ作りに使えるので、ぜひご活用ください。

③ラベンダーの花穂をまとめる

下準備の終わったラベンダー全部を花穂の一番下で糸できつめに縛り、続けて花穂を糸でまとめます。このとき、膨らみが細い楕円形になるように花穂をずらして縛るとよいでしょう。花穂の膨らみが足りない場合は、下準備の際にとっておいた花穂や葉を入れ込みます。

④リボンを編み込む

1.膨らみの下にリボンを結ぶ

膨らみの下をリボンの右端(又は左端)で片結びします。こぶはできるだけ平らにならしておきます。

2.茎を放射状に折る

膨らみが下にくるように持ち、放射状になるように1本ずつ手前にゆっくりと折ります。折る位置は片結びしたリボンのすぐ上で、できるだけ同じ位置で折るとできあがりがきれいです。このときに茎が切れないように注意してください。

3.リボンの端を持って編み込む

リボン(結ばれていない方)の端を引っ張って横に出します。リボンの端を持ち、すぐ隣りの茎をまたいだ後、次の茎の下を通し、その次の茎の上に出します。これ以降、同じ要領・同じ方向で膨らみの下まで編み続けます。途中でリボンをきれいに整えながら編みます。

⑤スティック部分の茎の処理

膨らみの下まで編み終わったら、続けてスティックになる部分の茎にリボンを巻き付け、巻き終わりはリボンの下に入れ込みます。飾りを足す場合は、別に準備したリボンなどで飾りましょう。

ラベンダースティックのバリエーション

リボンの種類を増やす

作業に慣れてきたら、一度に使うリボンの種類を増やしたり違う素材の紐を使ったりするとかなりバリエーションが広がり楽しめます。

ハート型

同じリボンで膨らみの一番大きいところまで編んだものを2つ作ります(編む方向は逆)。左右に並べてそれぞれのリボンを相手方の茎に渡してつなげ、形を整えながら花穂の終わりまで1つのものとして編みます。このとき、膨らみの一番大きいところを糸で縛ると作業しやすくなります。リボンを茎に巻き付けて端の始末をしたらできあがりです。

卵型

ラベンダーの本数は多めの奇数で、リボンは膨らみを包むために長めに準備してください。花穂を糸で縛るときに、花穂の中心に花穂を足したり膨らみの中央に丸い芯を入れたりして卵型の膨らみを作ります。最後にスティック部分を短く切って仕上げましょう。

かご型

標準よりも多めの本数のラベンダーを使います。花穂の下より少し下をまとめて糸で縛って折り返し、花穂は縛りません。糸で縛ったところからかごのように形作りながらリボンを編み込みます。花穂が少し隠れるくらいまで編んだら、リボンの端を入れ込んで始末し、できあがりです。飾っているうちにドライフラワーの飾りになります。

ラベンダースティックの使い方

オリジナルのデザインでラベンダースティック作りをした後は、さまざまな場面で効果的に使いましょう。ここではおすすめの使い方をいくつかご紹介します。

壁などに飾る

ラベンダーの香りにはリラックス効果があるので、寝室やリビングに飾るのがおすすめです。香りが部屋中に広がるように風上に飾りましょう。グラスに数本立てて置くのもおしゃれですよ。

防虫剤として使う

ラベンダーには防虫効果があり、タンスなどの引き出しにいれると、虫から衣類を守ってくれます。細長いラベンダースティックなら狭い隙間でも使え、おすすめです。

ベランダや窓などの虫よけ

ラベンダーの防虫効果を利用します。ベランダや窓など害虫の気になる場所にラベンダースティックを飾りましょう。多めに飾る方が効果があり、インテリアにもなります。

まとめ

ラベンダースティックはさまざまな使い方があるおしゃれな雑貨で、プレゼントにもおすすめです。編み方やリボンを変えてオリジナルのラベンダースティックを作り、よい香りをお楽しみください。

あつこちん
ライター

あつこちん

ガーデニング・家庭菜園が好きな主婦です。自宅や友人宅の庭でマイペースで楽しんでいます。

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