福岡市植物園ってどんなところ?おすすめの訪問時期や見どころは?

福岡市植物園ってどんなところ?おすすめの訪問時期や見どころは?

福岡市植物園は、福岡市内で最初にできた歴史の古い市立植物園です。広大な敷地には多種多様な植物が栽培されており、1年を通していつでも花に囲まれることができます。そんな福岡市植物園のおすすめや見どころのほか、アクセスや駐車場などの基本情報を詳しく解説します。

記事の目次

  1. 1.福岡市植物園のおすすめと見どころは?
  2. 2.福岡市植物園の料金
  3. 3.福岡市植物園の駐車場
  4. 4.福岡市植物園で見られるおすすめの花・植物
  5. 5.おすすめの花・植物の見頃時期
  6. 6.福岡市植物園の基本情報
  7. 7.まとめ

福岡市植物園で見られるおすすめの花・植物

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広い敷地に様々な種類の花や植物が栽培されている福岡市植物園では、開花時期をずらして1年中花が楽しめるようになっています。そのため時期に関係なくいつでも花や自然を楽しむことができますが、エリアによって栽培されている花や植物は違います。ですから単に散策をするだけでなく、好きな花に囲まれる贅沢な時間を過ごしたり、珍しい植物を見学して知識を広げるという楽しみ方もできます。そこでここからは、エリア別におすすめの花・植物を紹介していきます。

バラ園で見られるおすすめの花・植物

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バラ園のおすすめは、約250種類のバラです。特に春と秋にはバラまつりが行われるため、まつりの開催時期に見頃の時期を迎えるように、年に4回の植え替えが行われています。バラ園ではバラのほかにもトベラ、シャクナゲ、チンチョウゲ、クチナシ、キンモクセイ、アジサイ、カンヒザクラ、ライラックなどが栽培されています。

温室で見られるおすすめの花・植物

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11のエリアに分かれた巨大温室でのおすすめスポットは、華やかな南国の花ブーゲンビリアをメインにした花の回廊です。植物園がある福岡市はブーゲンビリアの産地マレーシアの姉妹都市でもあるため、花の回廊には珍しい色や種類のブーゲンビリアも展示されています。また国内でも愛好家が多いランの展示も、大温室のおすすめの1つです。特に一般の園芸店では見ることができない、貴重なランの原種を展示しているラン室は必見です。

展望台周辺で見られるおすすめの花・植物

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カフェが併設されている展望台は、すぐ近くには紅葉樹園があるため、秋の紅葉スポットにおすすめです。展望台周辺や紅葉樹園にはイロハモミジ、イチョウ、ナンキンハゼといった定番の紅葉樹のほかにも、ノウゼンカズラ、ハカタユリ、ヒガンバナなど風情ある花たちも栽培されています。

水生植物園で見られるおすすめの花・植物

Photo by TANAKA Juuyoh (田中十洋)

福岡市植物園の中央あたりにある水生植物園では、アヤメ、ハナショウブ、キンシバイ、サギソウなど人気の水生植物が多く栽培されており、見頃の時期を迎えると水辺が一気に華やかになります。また秋に咲くホトトギスや11月が旬のツワブキ、春を告げるジンチョウゲも、水生植物園でおすすめの花です。

モデル庭園で見られるおすすめの花・植物

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タイプの異なる11庭園を有する見本園では、日本庭園だけでなく洋風のモデル庭園など様々なジャンルの庭が見られます。ただ1番人気はやはり日本庭園で、カエデなどの紅葉樹と天然岩を使った落ち着いた和の庭は、散策するだけでも癒されるおすすめスポットです。

郷土樹木園で見られるおすすめの花・植物

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福岡を含む西日本エリアの郷土樹木を栽培している郷土樹木圓では、主にヤマモモやアラモジ、スジダイ、アオモジなどが見どころです。地元では身近な植物が多いのですが、あらためて観察してみると新たな発見に出会えることもあります。

おすすめの花・植物の見頃時期

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1年を通していろいろな花や植物を楽しむことができる福岡市植物園ですが、せっかくなら最も美しく咲く見頃の時期に足を運んでみたいと思いませんか?そこでここからは、おすすめの花や植物の見頃を時期別に紹介していきます。

春が旬の時期の花・植物

フリー写真素材ぱくたそ

春の福岡市植物園の見どころは「バラ」です。毎年春になるとバラまつりが行われますし、開催時期には園内一帯がバラの香りに包まれます。でも春といえば桜も見どころの1つです。実は福岡市植物園では、桜だけでもコブクザクラ、ウワミズザクラ、サトザクラ松月、サトザクラ八重紅大島、サトザクラ一葉、サトザクラウコン、サトザクラギョイコウなど様々な桜が植えられています。ちなみに温室ではマンゴー、バナナー、パパイヤなど南国の植物も旬の時期を迎えます。

夏が旬の時期の花・植物

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夏はアジサイ、クチナシ、キョウチクトウ、キキョウなど人気の園芸種が見どころなのですが、非常に珍しい種類の花も夏に開花時期を迎えます。特に開花からわずか2時間ほどでしぼんでしまう夜の花・月下美人や幻想的な雰囲気のサガリバナは、夏にしか見ることのできない貴重な花です。

秋が旬の時期の花・植物

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秋の見どころといえばイロハモミジやイチョウなどの紅葉樹が有名ですが、秋の訪れを告げるヒガンバナも秋を彩るおすすめの花です。9月~10月に開花時期を迎えるヒガンバナは1輪だけでも美しいですが、群生していると真っ赤なじゅうたんのようにも見えます。また香りの強いキンモクセイや九州南部地域に自生するウスギモクセイも、ヒガンバナと同じ10月頃に開花時期を迎える植物です。

冬が旬の時期の花・植物

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冬はウメ、サザンカ、カンツバキ、マンリョウなど和テイストの花や植物が多く開花時期を迎えます。その一方で温室ではブーゲンビリア、ラン、カエンカズラ、アセロラなどが開花時期を迎えるため、ひと足早く春を楽しむことができます。

福岡市植物園の基本情報

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人気のバラだけでなく1年を通して様々な花や植物、樹木を楽しむことができる福岡市植物園は、レジャーやデートなどにもおすすめのスポットです。そこで営業時間や休園日、お問い合わせ先などの基本情報を最後にまとめて紹介します。

営業時間

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福岡市植物園の営業時間は、営業日の9時~17時となっています。ただし入園の最終時間は16時30分となっているので、夕方に訪問予定の場合は最終入園時間に注意しましょう。

休園日

フリー写真素材ぱくたそ

通常期の休園日は、毎週月曜日です。月曜日が祝日にあたる場合は、翌日火曜日が休園日となります。ただし通常は休園日となっている3月の最終月曜日だけは、特別に開園します。なおゴールデンウィークやお盆は営業しますが、12月29日~1月1日は休園日となります。

住所とお問い合わせ先

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福岡市植物園は、福岡県福岡市中央区小笹5丁目1番1号にあります。植物園へのお問合せ電話番号は092-522-3210ですが、福岡市動植物園総合案内所(092-531-1968)でも植物園に関する問合せの対応を行っています。

まとめ

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平日でも観光シーズンになると多くの入園者でにぎわう福岡市植物園は、春・秋のバラまつりのほかにも毎月様々なイベントが行われています。週末や行楽シーズンは施設周辺を含めかなり混雑しますが、年齢や季節を問わず1日中遊ぶことができる、福岡でおすすめの植物園です。

Akemi
ライター

Akemi

自然や植物と楽しく暮らすヒントを、わかりやすく紹介していきます。

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