人参の「種まき」はいつすべき?深さや間隔などのポイントを徹底解説!

人参の「種まき」はいつすべき?深さや間隔などのポイントを徹底解説!

人参は種から育てられます。種まきはいつ行うべきか、土の深さや種のまき方といった基本の情報から解説します。種まき栽培で欠かせない間引きの方法やそのタイミング、大きくおいしい人参を育てるために必要な施肥のやり方などもチェックしていきましょう。

記事の目次

  1. 1.種まきで人参を育てよう
  2. 2.種まき人参の育て方①土づくり
  3. 3.種まき人参の育て方②種まき
  4. 4.種まき人参の育て方③間引き
  5. 5.種まき人参の育て方⑤除草
  6. 6.種まき人参の育て方④水やり
  7. 7.種まき人参の育て方⑤肥料
  8. 8.種まき人参の育て方⑥収穫
  9. 9.まとめ

種まき人参の育て方②種まき

土づくりを行い、畝たてやプランターの準備ができればいよいよ種まきです。発芽率を向上させる育て方のポイントをご紹介します。

発芽率UPのコツは吸水

人参の種は乾燥しやすいという特徴があります。発芽率を上げるために、種まきの前日にキッチンペーパーや脱脂綿に水を含ませ、その上に種を置いておきましょう。一晩かけて種が水を吸い、発芽しやすい条件が整います。

種まきの方法

種まきの手順

  1. 地植えの場合は畝の表面、プランターの場合はその表面をそれぞれ平らにならす。
  2. まっすぐ一列に幅2~3cm、深さ1cmになるように筋を入れる。
  3. 種を3~5mmの間隔で筋まきする。
  4. 腐葉土をうっすら(深さ5~10mm)と種の上にかぶせる。
  5. 軽くクワや手で押さえて土をならす。
  6. たっぷりと水やりする。
  7. 上から藁をかぶせる。

種の上からかぶせる腐葉土や藁は種を乾燥から守る働きをします。先述したように、人参の種は乾燥しやすく、それによって発芽率が左右されます。種をまいてから5~10日で発芽するため、それまでは特に乾燥に気を付け、土の乾燥具合などを見ながら適宜水やりを行いましょう。

夏まきは特に乾燥に注意!

7~8月の暑い時期に種まきを行う夏まき品種は、特に乾燥に注意が必要です。夏場の水やりは水温や地中温度が上がりきっていない早朝や、涼しくなってくる夕方に行いましょう。

次は種まきで育てるうえで欠かせない大切な「間引き」の工程をご説明します。

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種まき人参の育て方③間引き

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