イセキトラクターのおすすめは?年式・馬力・価格などの特徴を比較解説

イセキトラクターのおすすめは?年式・馬力・価格などの特徴を比較解説

国内シェアトップに位置する農機メーカーであるイセキの主力販売機器「イセキトラクター」の特集です。現在のカタログに掲載されているイセキトラクターの各シリーズ別、馬力別による紹介と、新車と中古の価格帯の違いなどにも触れていきます。

記事の目次

  1. 1.トラクターの機能
  2. 2.イセキトラクターの特徴
  3. 3.イセキトラクターの種類
  4. 4.イセキトラクターの価格帯
  5. 5.まとめ

⑤TM5シリーズ

イセキトラクターの種類の中でも、基本性能に忠実なタイプの小型機種がTM5シリーズです。粘り強くて余裕ある作業もできる効率のよさが魅力のトラクターです。しかも低振動、低騒音なので周囲の環境にも優しいエンジンを搭載しています。「フルオープンボンネット」形式なので、ラジエータの清掃やバッテリー点検、冷却水点検などの整備が簡単に行えるので便利です。

TM5シリーズ

型式 TM165 TM185
最大出力 16.5馬力 18.5馬力

⑥トラQ TQシリーズ

コンパクトなイセキトラクターとして人気がある機種です。小回りがとにかく利くことで農作業がはかどります。小型な割には意外とパワフルで、粘り強く快適な作業をしてくれるタイプです。運転席廻りもかなり見やすく設計されています。

型式 TQ13 TQ15 TQ17
最大出力 13.5馬力 15.5馬力 17.5馬力

⑦Z15シリーズ

自家用車にセカンドカーがあるのと同じ感覚で、二代目のトラクターとしておすすめなのがZ15シリーズです。低価格でコスパがよいイセキトラクターのエントリータイプともいえます。農業を始めたばかりの新人や農業女子などにスポットを当てて作られた手軽な感覚が魅力です。

Z15シリーズ

型式 Z15
最大出力 15.8馬力

イセキトラクターの価格帯

Photo byZonc_Photos

イセキトラクターはヤンマーやクボタといった大手の農機とも比較され、その価格についてもさまざまな見解がなされています。実際に、イセキトラクターを購入するとなるとどのくらいの価格を検討すればよいのでしょうか?ここではイセキトラクターの価格帯についてご紹介します。

イセキトラクターの新車価格

イセキトラクターは、クボタやヤンマーと比較すると安価です。シリーズや馬力により小売価格に差は生じますが、80万円台からの販売が標準です。小型トラクター「Z15」シリーズなどは車体バランスも安定し誰でも使える設計、シンプルな構造の低価格なトラクターとして人気があります。また、大型トラクターは800万円を超える価格帯が標準です。すぐれた機能を搭載しています。

イセキトラクターの中古価格

イセキトラクターは近年では新車にメリットがあるという見識があり、中古での各年式のモデルの評価が年々低くなっている特徴があります。特に小型トラクターの中古市場は狭まっている傾向です。クボタやヤンマーと比べて中古農機の故障が多いというのが理由です。しかもイセキトラクターは大型トラクターの需要が上昇する背景もあり、年式も60年代~80年代の中古はかなり値下がりしています。

まとめ

Photo by nubobo

国内3大農機メーカーの1つであるイセキのトラクターですが、近年ではフル装備の優れた大型機種を中心に展開しています。しかし農業に初めてチャレンジする人々へのバックアップの意味も込め、小型で入手しやすいイセキトラクターもありますので、ケースバイケースで考慮してみるといいでしょう。年式や中古にこだわる方は、多少のリスクも考えながら慎重に選ぶことをおすすめします。

kuritch
ライター

kuritch

オールマイティに書いております。

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