トラクターとは
トラクターの基本情報
トラクターは、農業をする上で特に重要な農業機械です。畑を耕し、畝を作って種を撒き、収穫するなど、農作業の始めから終わりまでにかかる時間と労力を削減し、作業効率を大幅に上げられます。馬力によって小型と大型に区別され、役割に多少の違いがあるのです。農業を始めるにあたって、トラクターの存在は必須といえるでしょう。
トラクターの歴史
トラクター(tractor)は、ラテン語で「引く」という意味を持つ農機具のことです。初めは牛や馬などの家畜の力で引いていました。現在のトラクターに近づくのは、十九世紀イギリスで開発された蒸気式のトラクターといわれています。そして動力源がエンジンに変わり、さまざまな機能が追加されていき、今日のトラクターとなりました。
トラクターのアタッチメント
トラクターのアタッチメントは、トラクター1台でさまざまな農機具の役割をこなせるようにするものです。田水面を水平にするハロー、土を平らにして耕すロータリーなど、畝を作ったり、収穫に使えるものまで揃っています。アタッチメントを取り付ける規格は、2点リング、3点リングの2つがあります。トラクターをさまざまな用途に使いたい場合は、3点リングがつけられるものを選びましょう。
トラクターは中古がお得?
価格が1/3で購入できる
農業を始めるには多くの資金が必要になります。そんな中トラクターを購入するとなると、最低でも200万円の大金が必要となり、いまから農業を始めようと思っている方には負担が大きいです。しかし、中古のトラクターであれば、新型の約1/3程度で購入できます。
機能面の違いがほぼない
トラクターの新型と中古品の間には、基本的な機能面での差はほとんどありません。「新型をどうしても欲しい」という人以外は、価格も安く、機能も劣らない中古のトラクターの方がお得なのです。トラクターを大事に、丁寧に使ってきた人が多いため、しっかりとした店舗で購入すれば、質のよいものが手に入ります。中には新古品同然のものまであるそうです。