刈払機とは
刈払機(かりはらいき)は草刈機(くさかりき)とも呼ばれ、電気やエンジンなどの動力を使って雑草を刈り払う機械のことです。この記事では信州の山で作業をするプロ(林業)の監修の元、機械の種類や刃の違い、上手な刈払いのかけ方からメンテナンス方法まで、馴染みのない方にもわかりやすく解説していきます。
雑草を一気に一掃
駐車場や空き地など、広い範囲に茂った雑草を一気に刈るのが、刈払機の最大の特徴です。除草剤を大量に撒くのは、身体への影響や環境への安全面などの心配があります。また残った枯れ草を処分しなければならず、二度手間になってしまいます。機械と労力があれば、より短時間で処理できる方法が刈払機です。
安全対策を忘れずに
林業や造園業のプロが刈払い機を使用する場合は、安全講習が義務付けられています。金属の刃を高速で回転させて草を刈っていく刈払機の使用には、充分な安全対策が必要です。また、エンジン式は大きな騒音が発生するので、周囲への周知を忘れず、安全に作業が終えられるよう配慮しましょう。
刈払機の種類について
刈払機には大まかに電動式とエンジン式の2つのタイプがあり、取り付けられるブレード(刃)の種類や、グリップの形状によっても種類が多様にあります。代表的なものをご紹介します。
①電動式刈払機
プラグ式の電動草刈機
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ドイツの電動工具メーカー ボッシュの草刈機です。刃はナイロンカッターで、100Vの電源プラグに繋ぐだけで手軽に草刈りができます。障害物のない花壇や菜園など、家の周りの柔らかく短い雑草におすすめです。
②充電式電動刈払機
電動工具メーカー マキタの、36Vのハイパワー充電式電動刈払機です。刈払い以外にもアタッチメントの交換が可能で、バッテリーは電動ドライバーなどの工具にも併用できます。
③エンジン式刈払機
プロも使用する、4ストローク(4サイクル)のエンジン式刈払機械です。U字ハンドルは両手でグリップをしっかりとホールドでき、安定性と操作性のよさが特徴です。
③背負式刈払機
2ストロークエンジン・バーハンドル
ゼノア刈払機 BKZ275B-L-DC バーハンドル 【STレバー仕様】 【品番966798527】 [ゼノア草刈機 草刈機 草刈り機 刈り払い機 2サイクル 2st]
参考価格: 75,240円
農林業・造園業の機械メーカー ゼノア製、背負うタイプのエンジン式刈払機です。重たい燃料タンクとエンジン本体を背負うため、斜面や広い面積の刈払いに向いています。
安全鑑定基準
平成23年10月以降各メーカーには、「安全鑑定基準」に沿った製品の製造と販売が求められています。具体的には事故防止や重傷化を防ぐため、手を離した時に刃の回転を素早く停止させる、安全装置つきの物がおすすめです。
安全に配慮した製品を選ぶのも、大切なポイントだね!次ページからは刈刃の違いと役割について解説していくよ。
出典:写真AC