上手なリースの作り方・注意点
上手な作り方・注意点をチェックし、少しの工程を加えるだけで、初心者のかたでもバランスが取れたリースが完成します。全ての束をくくりつけたら、微調整をしてより美しいリースに仕上げましょう。
土台の側面
束ねたドライフラワーのくくりつけが完了したら、横からリースを見てください。リースを飾る際、土台の部分が横からはっきりと見えてしまうと不格好な印象を与えます。土台部分が著しく見えている場合は、余ったドライフラワーを土台の巻かれている枝の隙間に差し込んでしまいましょう。今回の場合、ボリュームのある、パンパスグラスやユーカリを差し込みました。
全体のバランス
束ねたドライフラワーをくくり終えても、全体を見てみるとバランスが悪く感じられる場合があります。そのようなときは、余分にぴょんと出てしまっている部分をハサミで切ってしまいましょう。物足りないと感じられる部分には土台部分を隠す方法と同じように、余ったパンパスグラスやユーカリのドライフラワーを差し込んでバランスを取ります。
過剰なこだわりは逆効果
全体のバランスを見て調整することはとても大切です。しかし、あまりにこだわりが強くなりすぎると終わりが見えなくなってしまいます。初心者に陥りがちな「こだわりすぎて逆にバランスが悪くなってしまった!」ということも起きてしまいます。趣味で作る場合は、リース作りに大きなルールの縛りがあるわけではありません。自由に創作してみましょう。
リースの飾り方
ミモザのドライフラワーを使ったハンドメイドリースが完成したら、おしゃれに飾りたいですよね。おすすめのリースの飾り方は、4種類あります。ぜひ好みの飾り方でハンドメイドリースを楽しみましょう。
吊るす
まずは定番の壁やドアに吊るす飾り方です。クリスマスの時期は、クリスマスリースを玄関に飾ることもありますよね。クリスマスでなくても、玄関に飾りつけてもよいでしょう。インテリアの一部として、好きなところへ吊るしてみてください。
立てかける
リースには、立てかけるだけの飾り方もあります。ドレッサーテーブル、アクセサリーボックスの横、窓際など、好きな場所におきましょう。しかし、ドライフラワーは、硬化スプレーがかけてあっても脆いことに変わりありません。立てかける場合はリーススタンドなどの道具があるとよいでしょう。
リーススタンド ウェルカムボードスタンド
参考価格: 2,750円
リースやボードを立てかけるためのスタンドです。最大H約30cm×W24cm開きます。調整が可能なため、小さいリースやボードを立てかけることも可能です。
キャンドルで演出
リースの飾り方3つめは、キャンドルを使った演出です。キャンドルをリースの中央部分において火を灯せば、癒し効果も得られます。ドライフラワーは植物なので、火が触れれば燃えてしまいます。そのため扱いには十分に注意してください。リースのそばから離れる際は必ず火を消しましょう。
シャンデリアに
シャンデリアリースにして吊るす飾り方もあります。リースの土台部分に紐をくくりつけ穴が下に向くように吊すと、シャンデリアのようなインテリアになります。吊すタイプの照明器具を中央にし、シャンデリアリースで囲む飾り方もおすすめです。
リース作りは生花店と100円ショップを活用して!
ドライフラワーは花屋や園芸店に売っています。ネット通販でも入手可能です。ミモザは、高いものでは2本〜3本で5000円ほどするものもありますが、よく探してみるとやや安めの800円〜程度で購入することも可能です。ドライフラワー以外の材料・道具は、100円ショップで購入できます。
自由な発想でドライフラワーリース作りを!
今回ご紹介した方法は、初心者のかたにおすすめのやり直しがきく作り方です。最初は戸惑うことも多いでしょうが、まずは挑戦してみてください。花屋や100円ショップで道具と材料を揃え、少しバランスが悪くても足し算引き算しながら自由に作ってみましょう。あなただけの「素敵なハンドメイドリース」に出会えるはずです。
出典:筆者撮影