ドライフラワーを手作りしてみよう
花はきれいで心が癒されますが、そのうち枯れてしまうのが寂しいですね。丹精込めて育てたお気に入りの花やお祝いでもらった花束などはなおさらです。枯れてしまい、捨てなければならなくなると心が痛んでしまいますね。そんなときは、乾燥させてドライフラワーにすれば生花よりも長持ちさせられます。本記事ではドライフラワーの作り方やアレンジ方法、長持ちさせるコツについてご紹介します。
吊るすだけでできるドライフラワー
ドライフラワーのいちばん基本的な作り方はハンギング法といいます。その方法は逆さに吊って自然乾燥させるだけというシンプルなもので、失敗が少なく初心者にもおすすめです。ハンギング法の手順やコツについてご紹介します。
ハンギング法の手順
- 根元側をひもなどでくくる
- なるべく風通しのよい場所に逆さになるように吊るす
ハンギング法のコツ
とても簡単にできるハンギング法ですが、失敗しない・きれいに乾燥させるためにいくつかのコツがあります。参考にしてください。
少量ずつ吊るす
ドライフラワーは乾燥に時間がかかりすぎると花の色が抜けきれいなできあがりになりません。そのため、なるべく早く乾燥するような方法で干す必要があります。花束はいったんばらし、少量ずつ吊るして干すようにしましょう。茎が太いものや花に厚みがあるものは1本で干す、葉をなるべく取るなどして乾燥しやすくなるようにすることが重要です。干す場所は風通しのよいところを選びましょう。
直射日光の当たらないところに吊るす
時間をかけずに乾燥させたいからといって、日に当てるのはやめましょう。確かに速く乾燥しますが、直射日光に当たりすぎると色があせてしまいます。蛍光灯などの照明でも色あせするので、室内でも光の当たりすぎには注意しましょう。
新鮮なうちに吊るす
ハンギング法に限らずすべての方法に共通することですが、ドライフラワーは新鮮な生花を使って手作りしましょう。もらった花束などは少しもったいないような気がしますね。しかし、咲ききった花・枯れ始めの花では乾燥させている間にどんどん劣化が進みきれいなものができません。なるべく早いうちに作り始めるようにしましょう。
次のページではドライフラワーの作り方についてご紹介します!ドライフラワーはいろいろな作り方がありますよ!
出典:写真AC