四季なりイチゴ「桃娘」が人気の理由は?丈夫に育てるコツも紹介!

四季なりイチゴ「桃娘」が人気の理由は?丈夫に育てるコツも紹介!

四季なりイチゴは、一季なりイチゴがワンシーズンであるのに対し、春と秋に花を楽しめ、長期間の実の収穫も期待できます。なかでも人気の品種「桃娘」はかわいい花を咲かせ、初心者にも栽培しやすいためおすすめです。ベランダや室内などで、手軽に桃娘を育ててみましょう。

記事の目次

  1. 1.四季なりイチゴとは?
  2. 2.四季なりイチゴ「桃娘」とは
  3. 3.桃娘が人気の理由
  4. 4.桃娘の育て方
  5. 5.まとめ

四季なりイチゴとは?

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イチゴには「一季なり」と「四季なり」の品種があります。一季なりイチゴは地植えで3月頃から開花、4〜6月の時期に実をつけます。四季なりイチゴは、温度や日照の条件に左右されず開花して、春〜秋の長期間にわたって収穫できるのが特徴です。もともとの野生の四季なりイチゴの交配から、現在の「四季なりイチゴ」の品種が生まれました。

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イチゴの栽培が行われる前は、ヨーロッパからアジアに自生する野生の四季なりのイチゴが、古く石器時代の頃から食べられていたといわれています。日本には江戸時代、オランダ人から栽培された一季なりのイチゴがもたらされました。

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またイチゴは、野菜の仲間です。農林水産省の分類では、木になるものが「果物」、木以外のものは「野菜」とされています。イチゴは野菜と果物の中間とされる場合もあり、「果実的野菜」ともいわれています。イチゴにはビタミンCやポリフェノール、食物繊維、葉酸、各種アミノ酸がたっぷり含まれていて、丸ごと栄養がとれる理想的な食材といえるでしょう。

基本情報

学名 Fragaria vesca
英名 Wild strawberry 、Woodland straw
科・属名 バラ科・フラガリア属(耐寒性宿根草)
原産地 ヨーロッパ北部、北アメリカ
開花期 3〜11月
結実期 3〜11月
生育温度 5〜25℃
植え付け 春または秋
日照 日向
用途 コンテナ・ハンギング・鉢植え・花壇
別名 エゾヘビイチゴ、四季なりイチゴ

四季なりイチゴの種類

品種改良される以前、四季なりイチゴは一季なりイチゴに比べて小粒で、甘みに欠けていました。しかし近年は改良が進み、大粒で甘みもある特徴の品種の四季なりイチゴも出てきました。白以外にピンクの花を咲かせる四季なりイチゴもあり、バラエティに富んだ種類が多く出ています。

四季なりイチゴの種類には「桃娘」「あまごこち」「夏姫」「純ベリー2」「天使のイチゴ(上の画像)」「ルビーアン」「紅茜」などがあります。真夏や真冬を除き、1年中かわいい花が楽しめ、手軽にビタミンCやポリフェノール豊富な実の収穫を期待できるのでおすすめです。この記事では、四季なりイチゴ「桃娘」を紹介します。

四季なりイチゴ「桃娘」とは

四季なりイチゴの「桃娘」は、真夏や真冬の時期を除き収穫できます。桃娘はほかの四季なりイチゴ同様、温度や日照条件に左右されず花芽分化(かがぶんか)をして、次々に開花・結実することで、長期的に収穫できるからです。花芽分化とは、新芽が温度や日長などの影響で、花や実になることです。

四季なりイチゴ「桃娘」の特徴

桃娘は四季なりで、春から秋までの長期間、収穫できます。かわいいピンクの花が咲くのが特徴で、観葉価値も高いといえるでしょう。苗をプランターや鉢に植え替え、水やりや肥料、日当たりに気をつけながら育てると、何度も収穫できるのが魅力です。

桃娘が人気の理由

桃娘はかわいいピンクの花が楽しめ、初心者でも簡単に栽培できるため人気です。丈夫で育てやすく、病気にも強い品種です。室内であれば、真冬でも栽培できるのはうれしいポイントですね。しかも収穫量が多く、人工授粉をしなくても自然に実がなりやすいのも大きな魅力です。真夏の暑い時期だけ一時的に少なくなりますが、それ以外は安定していて栽培しやすい品種といえるでしょう。

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桃娘の育て方

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