いちご品種まとめ20種類!甘くて大きい有名ブランドなど各種の特徴を解説!

いちご品種まとめ20種類!甘くて大きい有名ブランドなど各種の特徴を解説!

日本には、とちおとめやあまおうなどといったよく目にする品種から各地のオリジナル品種までさまざまな品種のいちごがあります。この記事では、全国から選りすぐった美味しいイチゴを20種類紹介します。いちごの旬の季節には、ぜひ食べ比べをしてください。

記事の目次

  1. 1.いちごについて
  2. 2.いちごの人気品種20選
  3. 3.美味しいいちごの選び方・食べ方
  4. 4.まとめ

いちごについて

日本のいちごの始まり

Photo byMuntaha_Hasan

いちごは元々チリやアメリカが原産の果実で、日本では栽培されていませんでした。日本で生産されているいちごの始まりは、オランダいちご(英国のビクトリア王女に因んでビクトリアいちごともいう)です。このいちごが日本で品種改良後、皇室に献上されたことから日本のいちご栽培が始まりました。

いちごの旬はいつ?

フリー写真素材ぱくたそ

いちごは早いものでは11月頃から店頭に並び始めるため、いちごの旬は冬と誤解する人も多いです。この時期のいちごはクリスマスケーキで需要が高くなるため収穫時期が早くなるよう栽培、もしくは品種改良されています。いちごの本来の旬の時期は春で、3〜4月頃が美味しく食べられます。

いちごの品種はどのくらいあるのか

フリー写真素材ぱくたそ

いちごには多数の品種があり、スーパーなどでもさまざまな産地の品種が並んでいます。日本で登録されているいちごは約300種類にもなり、それぞれの産地が新品種の開発を行なっているため増え続けています。

ボタニ子

ボタニ子

そんなに種類があったらどれがいいのか迷っちゃう!

ボタ爺

ボタ爺

では日本で栽培されているいちごの人気品種とその特徴について説明するぞ!

いちごの人気品種20選

北海道・東北地方の人気品種2選

越後姫

「越後姫」の主な産地は新潟です。「可憐でみずみずしい新潟のお姫様のようなイチゴ」ということからこの名前が付きました。果実は円錐形で香りが高く、果汁が多いのが特徴です。食感はやや硬め、糖度が高いため酸味よりも甘味が感じられます。果実全体が鮮やかな紅色で形のよいものほど甘いです。

もういっこ

「もういっこ」は宮城県で栽培されている品種で、「おいしくて1つ食べたら、もういっこ食べたくなる」ことからこの名前が付きました。果実は大きくしっかりとしており、甘味と酸味のバランスがよいためケーキやパフェなどのデザートによく用いられます。

関東地方の人気品種5選

とちおとめ

「とちおとめ」が誕生したのは愛知県ですが、現在では栃木県を代表するブランドいちごであり、栃木県に限らず全国的に人気のある品種です。果肉は光沢があり大きく、円錐形の整った形です。甘味と酸味のバランスがよく、収穫後間もないものは甘く強い香りも楽しめます。果汁を多く含むため、ジュースやジャムとしても食べられますよ。

スカイベリー

「スカイベリー」はとちおとめと同様に、栃木県のブランドいちごです。名前は一般公募からつけられました。「大きさや美味しさが大空に届くような素晴らしいイチゴ」という意味があります。スカイベリーはとても果実が大きく、1粒25g以上です。甘味と酸味のバランスもよく、果汁が豊富なため1粒で口いっぱいにいちごの旨味が広がります。

ボタニ子

ボタニ子

スーパーなどで出回っているいちごの平均的な大きさが1粒あたり15g前後だから、スカイベリーはとても大きいわね!

いばらキッス

「いばらキッス」は名前のとおり茨城県が産地で、一般公募によって命名されました。果実は一般的なものよりもやや大きく縦長で、食感はやや硬めなのが特徴です。糖度が高くてほどよい酸味があります。

やよいひめ

「やよいひめ」は群馬県が生産地です。一般的ないちごは3月に入り気温が高くなると品質が低下しやすくなりますが、やよいひめは名前に「やよい(3月)」とあるように3月に入っても品質を維持できます。果実は大きめで朱色に近い明るめの色合いなのが特徴で、甘味が強く、まろやかな酸味があります。

あまりん

「あまりん」は埼玉県が産地のいちごです。果実はやや大きく、鮮やかな紅色です。名前のとおり酸味がなく、とてもあまいため小さな子どもでも美味しく食べられます。収穫してからすぐのものはそのまま、日にちが経ってしまったものはジャムにするのがおすすめです。濃厚な甘さが味わえますよ。

次のページ

中部地方の人気品種4選

関連記事

Article Ranking