成城石井の「いちごバター」
「いちごバター」とは、品質にこだわった高級食品を数多く取り揃えるスーパー成城石井から発売されている人気のジャムです。「いちごバター」の発売は2015年からはじまり、そのおいしさから徐々に人気を呼び今や入手困難な1品になりつつあります。そんな「いちごバター」とは、いったいどのような商品なのでしょうか。
「成城石井」が開発したジャム
成城石井はスーパーでありながら、自社製品を開発するメーカーの側面も持ちます。プライベートブランドである「decica」シリーズを筆頭に、自社製造のお惣菜なども高い人気があります。そんな成城石井発のジャムが「いちごバター」です。
入手困難の人気商品
「いちごバター」はいつも店頭に並んでいるわけではありません。こだわった材料と製法によって作られるため、1回に生産できる数は少なく、店頭に並んでもあっという間に売り切れてしまうという声もあります。成城石井のアプリなどを通じた抽選販売も行われており、実際に当選した人からは喜びの声があがるほどです。まさに幻のジャムともいえる1品です。
「いちごバター」の特徴
「いちごバター」はただのいちごのジャムではありません。質の高い食品を数多く販売する成城石井だからこそ作り出せる数々の特徴があります。
こだわりの国産いちご使用
「いちごバター」に使用されるいちごには強いこだわりがあります。栃木のとちおとめ、福岡のあまおう、静岡の紅ほっぺなど国産のブランドいちごをふんだんに使用した贅沢な仕上がりです。
値段は1瓶699円!
ブランドいちごを贅沢に使用しているだけあり、その値段はなんと1瓶699円(税別)とジャムの中でも高いものです。しかしこの値段にも関わらず、おいしさが評価され毎回の予約販売では売り切れとなるほど人気です。
「いちごバター」に使用されているブランドいちごの1つ、「とちおとめ」に興味のある方は以下の記事をご覧くださいね。
製法にもこだわり
「いちごバター」へのこだわりは材料だけではありません。ジャムを作る際の製法にも成城石井のこだわりが光ります。真空釜を使用することで通常のジャムよりも低温・短時間で煮詰めることに成功しています。
いちごの香りと味がそのまま
低温・短時間でいちごに火を通す製法によって、いちごの香りや味わいをフレッシュな状態に保っています。このこだわりの製法のおかげで、ブランドいちごの味わいを逃すことなくジャムにしています。
低糖度でさわやかな味わい
成城石井の「いちごバター」は糖度47%とジャムの中では低糖度です。低糖度であるため保存性は落ちますが、そのぶんいちごの香りを感じやすく、なめらかで軽い口当たりになっています。いちごの味わいを存分に感じられる配合といえるでしょう。
冷蔵庫が当たり前に普及している今の時代なら糖度47%でも十分ともいえるわね。
本来のジャムは高糖度
冷蔵庫や冷凍庫のない時代にはジャムは保存食としての意味をもちました。長期間の保存に耐えるためには、カビなどの微生物が発生しにくくなるよう水分をなるべく減らす必要があります。そのため、保存目的で作られたジャムは高糖度で、その糖度は65%以上になります。保存性は高まりますが甘さが強く、口あたりは重くなります。
高糖度のジャムならではのどっしりとした甘さが欲しいときもあるよね。糖度や材料、製法で味わいが変わるジャムの世界の奥深さを感じるね。
いちごがゴロゴロとはいっている
「いちごバター」は低温・短時間でさっと煮詰めたジャムです。そのため、いちごが煮崩れずゴロゴロとした形のまま瓶詰めされています。いちごをまるごと食べて香りと味わいを楽しむのもよし、いちごを崩して食べるのもよし、と食べ方を変えて楽しめます。
「バター入り」がポイント
「いちごバター」はその名の通り、原材料にバターが含まれます。ここが普通のジャムと違うポイントです。「いちごバター」を温かいパンなどに塗るとたちまちバターがじんわり溶けて、ジャムにバターのまろやかさが加わります。これ1瓶で最高のジャムバタートーストが完成します。
魅力がぎっしりつまったジャムでぜひ食べてみたくなってきたね。おすすめの食べ方もチェックしておこう!
そのまま食べてもおいしいブランドいちごをジャムにしたとなるとどれほどおいしいんだろう。これだけのブランドいちごを使用していたらこの値段も納得だね。