キンセンカの育て方(秋まき編)水やり・日当たりなど管理のコツは?

キンセンカの育て方(秋まき編)水やり・日当たりなど管理のコツは?

キンセンカは冬の花壇の定番の花の一つです。寒さに強く育て方も簡単なことから、ガーデニング初心者の方にもおすすめの花です。今回は、秋まきでのキンセンカの栽培方法をご紹介します。実際の栽培日記を見ながら、管理のコツを順番にチェックしましょう!

記事の目次

  1. 1.キンセンカとは
  2. 2.キンセンカの基本情報
  3. 3.キンセンカの育て方のポイント
  4. 4.実際に秋まきで栽培してみます!
  5. 5.キンセンカ栽培1日目:種まき
  6. 6.キンセンカ栽培5日目:発芽
  7. 7.キンセンカ栽培8日目:間引き
  8. 8.キンセンカ栽培40日目:ポット上げ
  9. 9.キンセンカ栽培61~67日目:植え付け準備
  10. 10.キンセンカ栽培73日目:植え付け
  11. 11.キンセンカ栽培117日目:摘心(プランター)
  12. 12.キンセンカ栽培122~144日目:蕾の成長(花壇)
  13. 13.キンセンカ栽培146日目:開花(花壇)
  14. 14.キンセンカ栽培166日目:開花(プランター)
  15. 15.キンセンカ栽培166日目以降:その後の育て方
  16. 16.まとめ

キンセンカとは

出典:筆者撮影

キンセンカは地中海沿岸が原産地の、キク科キンセンカ属の花です。色が豊富で花期も長く育てやすいことから、冬の花壇の花として人気があります。名前の由来は、花が黄金色の盞(さかずき)のように見えることから「金盞花(きんせんか)」と名付けられたといわれています。

ボタニ子

ボタニ子

キンセンカは「カレンジュラ」や「ポットマリーゴールド」とも呼ばれているよ!

キンセンカの種類

キンセンカの原種は20種類ほどで、立性のトウキンセンカとも呼ばれるオフィシナリス種が最も多く栽培されています。その他にも、花径が小さく、横に広がるホンキンセンカと呼ばれるアルぺンシス種があります。一年草と多年草の品種があり、色や形もさまざまです。

スノープリンセス

キンセンカでは初めてのホワイトカラーの品種です。草丈は30~50cmで切り花にも向きます。
出典:筆者撮影

冬しらず

花径2cmほどのホンキンセンカです。寒さに強く花期が長い特徴があります。
出典:筆者撮影

カレンジュラまどか

うどんこ病に強く、耐寒性、耐暑性を持つ多年草の品種です。変わり咲きや一重咲きが美しく、花色も豊富です。
出典:筆者撮影

キンセンカの花言葉

キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「寂しさ」「失望」などがあります。由来はギリシャ神話の悲しい恋物語からきているといわれています。また、キリスト教迫害の歴史から、ヨーロッパでは黄色は不吉な色とされていることもネガティブな花言葉の由来です。

ボタニ子

ボタニ子

きれいな花だけど、贈り物には注意しよう。

ハーブとしてのキンセンカの効能・効果

出典:筆者撮影

キンセンカはやけどの治療効果や、神経をリラックスさせる効果があるとされ、ヨーロッパではハーブとして古くから利用されていました。現在でもスキンケア商品や化粧品の成分にキンセンカは用いられています。花や葉を乾燥させてハーブティーとして飲むことで、胃の炎症を抑える効果もあります。

花はエディブルフラワーとして、サラダなどで食べることができます!食用にする場合は専用の種子から育てましょう。

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出典: 楽天
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キンセンカの基本情報

   科名   キク科    耐寒性   強い
   属名   キンセンカ属    耐暑性   やや弱い
   和名   キンセンカ(金盞花)    置き場所   日なた
   形態   一年草、多年草    病害虫   アブラムシ、うどんこ病
   草丈   10~60cm    栽培難易度   やさしい

病害虫ではアブラムシとうどんこ病に注意が必要です。発生したらすぐに薬剤で対処しましょう。

キンセンカの栽培カレンダー

ボタニ子

ボタニ子

種まきは基本的に秋まきだけど、花を早く付けたい場合は8月下旬に夏まきもできるよ!

キンセンカは夏越しできる?

一年草の品種は夏前に枯れてしまうので夏越しはできませんが、カレンジュラまどかなどの多年草の品種は夏越しが可能です。夏越しをさせるためには、梅雨前に株元の葉を数枚残して切り戻しを行いましょう。

キンセンカの育て方のポイント

出典:筆者撮影

栽培方法が比較的に簡単なキンセンカですが、次の5つのポイントをしっかりとチェックしてから栽培を始めましょう!

育て方の5つのポイント

  • 日当たりと風通しのよい場所で栽培する
  • 土が乾いたらたっぷりと水やりをする
  • 鉢植えは10日に1度、液体肥料を与える
  • 霜に当てないように必要に応じて寒冷紗(かんれいしゃ)をかける
  • 花がら摘みをこまめに行う
ボタニ子

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詳しい育て方は次のページで紹介するよ!

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実際に秋まきで栽培してみます!

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