キンセンカとは
キンセンカは地中海沿岸が原産地の、キク科キンセンカ属の花です。色が豊富で花期も長く育てやすいことから、冬の花壇の花として人気があります。名前の由来は、花が黄金色の盞(さかずき)のように見えることから「金盞花(きんせんか)」と名付けられたといわれています。
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キンセンカは「カレンジュラ」や「ポットマリーゴールド」とも呼ばれているよ!
キンセンカの種類
キンセンカの原種は20種類ほどで、立性のトウキンセンカとも呼ばれるオフィシナリス種が最も多く栽培されています。その他にも、花径が小さく、横に広がるホンキンセンカと呼ばれるアルぺンシス種があります。一年草と多年草の品種があり、色や形もさまざまです。
スノープリンセス
冬しらず
カレンジュラまどか
キンセンカの花言葉
キンセンカの花言葉は「別れの悲しみ」「寂しさ」「失望」などがあります。由来はギリシャ神話の悲しい恋物語からきているといわれています。また、キリスト教迫害の歴史から、ヨーロッパでは黄色は不吉な色とされていることもネガティブな花言葉の由来です。
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きれいな花だけど、贈り物には注意しよう。
ハーブとしてのキンセンカの効能・効果
キンセンカはやけどの治療効果や、神経をリラックスさせる効果があるとされ、ヨーロッパではハーブとして古くから利用されていました。現在でもスキンケア商品や化粧品の成分にキンセンカは用いられています。花や葉を乾燥させてハーブティーとして飲むことで、胃の炎症を抑える効果もあります。
花はエディブルフラワーとして、サラダなどで食べることができます!食用にする場合は専用の種子から育てましょう。
キンセンカの基本情報
科名 | キク科 | 耐寒性 | 強い |
属名 | キンセンカ属 | 耐暑性 | やや弱い |
和名 | キンセンカ(金盞花) | 置き場所 | 日なた |
形態 | 一年草、多年草 | 病害虫 | アブラムシ、うどんこ病 |
草丈 | 10~60cm | 栽培難易度 | やさしい |
病害虫ではアブラムシとうどんこ病に注意が必要です。発生したらすぐに薬剤で対処しましょう。
キンセンカの栽培カレンダー
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種まきは基本的に秋まきだけど、花を早く付けたい場合は8月下旬に夏まきもできるよ!
キンセンカは夏越しできる?
一年草の品種は夏前に枯れてしまうので夏越しはできませんが、カレンジュラまどかなどの多年草の品種は夏越しが可能です。夏越しをさせるためには、梅雨前に株元の葉を数枚残して切り戻しを行いましょう。
キンセンカの育て方のポイント
栽培方法が比較的に簡単なキンセンカですが、次の5つのポイントをしっかりとチェックしてから栽培を始めましょう!
育て方の5つのポイント
- 日当たりと風通しのよい場所で栽培する
- 土が乾いたらたっぷりと水やりをする
- 鉢植えは10日に1度、液体肥料を与える
- 霜に当てないように必要に応じて寒冷紗(かんれいしゃ)をかける
- 花がら摘みをこまめに行う
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詳しい育て方は次のページで紹介するよ!
出典:筆者撮影