ダールベルグデージーとは
ダールベルグデージーは、キク科ティモフィラ属(またはカラクサシュンギク属)に属する花です。何種類かの花は小さく濃い黄色で、見る人の目を楽しませてくれる明るい植物です。花期がとても長いのも特徴で、なんと春から初冬にかけて花を咲かせ続けることができます。育て方も、コツさえ押さえればさほど難しくはありません。
学名 | Thymophylla tenuiloba |
和名 | 唐草春菊 |
原産地 | メキシコ~中央アメリカ |
草丈 | 15~30cm |
誕生花 | 5月6日 |
学名がそのまま別名になった
ダールベルグデージーは、ディッソディア・ティモフィラ・唐草春菊など、別名が多い花です。ディッソディアは旧学名のDyssodia tenuioba、ティモフィラは属名であるThymophyllaから来ています。和名の唐草春菊は、野菜としての春菊ではなく、観賞用の花としての春菊になぞらえられています。
寄植えや花壇の人気者
ダールベルグデージーはボリュームがあってよかった。キク科だからか虫がつかない!花ガラつみが面倒だったがちまちまやらずに、ある程度花が少なくなったら大胆に切り戻ししてもよかったのかな。#庭仕事 pic.twitter.com/VFzNrCDqDY
— どこにも属さない種まく猫 (@acipin) April 8, 2018
ダールベルグデージーは、地植え・鉢植えどちらも向いています。特に、横に広がっていく性質と花期の長さ、そして手入れがほとんど不要ということで、あちこちの花壇で人気者です。また、他の種類の花の苗と寄植えにすると、花期の長さから、他の花が咲かない時期も長く楽しむことができます。植え替えがほとんどいらない点も、寄植え向きといえます。
繁殖力が旺盛なダールベルグデージー
ダールベルグデージーの最大の特徴は、非常に生命力が強いことです。花期が非常に長いため次々と花を咲かせ、枯れたら種を作り、そしてこぼれ種でどんどん増えていきます。ただし耐寒性があまり高くないため、冬越しはやや苦手です。
花言葉は「かわいい恋人」
ダールベルグデージーの花言葉は、「かわいい恋人」です。小さく可憐ながら華やかな色を持つダールベルグデージーらしい花言葉です。他にも、黄色いデージー全般には「ありのまま」という花言葉もあります。こちらは、飾りっ気は少ないものの生命力が高いイメージからとられました。また、5月6日の誕生花でもあります。
匂いが強く手につくことも
名古屋のお昼過ぎ気温25.2°
— かっちゃん (@ohnok1) October 9, 2017
湿度70%と蒸暑いですが
予報に雨マークは無くOKな感じです
皆様にとって穏やかな午後になりますように
+玄関脇のダールベルグデージー pic.twitter.com/g1G8PXE2Qj
キク科の植物らしく、ダールベルグデージーには独特の匂いがあります。清涼感にあふれたハーブらしい香りですが、和名のとおり春菊に似た匂いでもあります。そのため、あの独特な匂いが苦手な人は気をつけたほうがいいかもしれません。また、葉や花後に触れるとしばらく匂いが残ることもあります。
ボタ爺
ダールベルグデージーは横に広がっていく性質を持っておってな。グランドカバーにももってこいじゃよ。
ボタニ子
へー、それは楽しそう!私も育ててみようかな。次のページで育て方を見てみよう。
出典:写真AC