はるみ(みかん)ってどんな品種?味などの特徴や食べ方を解説!

はるみ(みかん)ってどんな品種?味などの特徴や食べ方を解説!

はるみ(みかん)は、みかんやオレンジの産地で有名な愛媛生まれの果物です。そんな愛媛産のはるみは旬が短く出荷量も限られるため、名前を知っていてもまだ食べたことがない人もいるかもしれません。そこで、本記事でははるみの味の特徴や食べ方をわかりやすく解説します。

記事の目次

  1. 1.はるみみかんはどんな品種?
  2. 2.はるみみかんの味の特徴
  3. 3.はるみみかんの収穫時期と旬
  4. 4.はるみみかんの値段
  5. 5.はるみみかんの食べ方
  6. 6.まとめ

はるみみかんはどんな品種?

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みかんの産地として有名な愛媛みかんの血を引くはるみみかんは、オレンジの香りが強く、他の愛媛みかんには見られない特徴をもつ人気のみかんです。その特徴の秘密には、はるみみかんが生まれた歴史や栽培方法と深く関係があります。

早熟柑橘の「ぽんかん」と晩生柑橘の「清見」のいいとこどり

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一般的なみかんの収穫時期は、冬がピークです。そのため、12月に出荷が始まるぽんかんは早熟柑橘、2月から出荷が始まる清見は晩生柑橘に分類されます。はるみは、早熟柑橘のぽんかんと晩生柑橘の清見を交配させたことによって誕生したみかんです。しかも、はるみはぽんかんと清見のよい特徴だけを生かして作られたため、清見の味のよさとぽんかんの食べやすさを兼ね備えているのが大きな特徴です。

栽培が難しい品種

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はるみを含む柑橘植物の花には、2種類のタイプがあります。実をつけず花だけが咲く「直花(じきばな)」は、開花時期が終わるとそのまま枯れて木から落ちてしまいます。果物としての実をつけるのは「有葉果(ゆうようか)」の方で、のちに果物になる実(花)が、葉と一緒に発芽するのが特徴です。はるみは柑橘植物のなかでも有葉果が多く実がつきやすいですが、実が大きいと皮が硬くなり、形も洋ナシ形に変形します。そのためみかん農家にとっては栽培が難しい品種に分類されます。

はるみみかんは高級品種

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はるみは栽培が難しいだけでなく、収穫後の取り扱いにも細心の注意が必要な柑橘類の果物です。少しの衝撃でもすぐに表面の皮に傷がついてしまうため、収穫はもちろん、選別から出荷作業にいたるまですべて手作業で行わなければいけません。そのため、はるみは高級品種の柑橘類に分類されます。

生産者の願いが込められた名前

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はるみの名前は、漢字で「春見」と書きます。日本では多くの種類のみかんが栽培されていますが、春に出荷時期を迎える品種は限られています。特に初春に出荷時期を迎える品種は「清見」をのぞくとほとんどありません。「清見のように初春を告げる果物になってほしい」という生産者の願いがこめられ、「春見」という名前が付けられました。

はるみみかんの味の特徴

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甘みが強い「ぽんかん」と温州みかん&オレンジの特徴を併せ持つ「清見」から生まれたはるみは、味のよさが魅力のみかんです。ここからは、はるみの味の特徴をわかりやすく解説していきます。

ポンカンより濃厚な味

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はるみの味の特徴は、甘みの強さにあります。甘みの強いぽんかんの血を受け継いでいることも味の特徴に関係していますが、はるみの方がぽんかんよりも甘さが際立ちます。しかも、はるみの甘さは単に糖度が高いだけではなく、柑橘系特有の酸味もあるため、深みのある甘みが特徴といえるでしょう。

粒の大きな果肉からあふれる果汁

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はるみは、1個あたりの重さが50~300gになると収穫のタイミングです。ただし、大きいはるみは形が変形しやすいため、一般的には1個あたり200gを目安に収穫します。なお収穫した実には平均9個のじょうのうがついており、なかには粒の大きい果肉がぎっしりと詰まっているのが特徴です。果肉は大きいですが、皮をむいた果肉が割れて果汁が飛び出てくることがなく、大きい果肉の食味を逃さず楽しめます。

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はるみみかんの収穫時期と旬

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