苔が生えない条件②日当たりをコントロールする
苔という植物は面白い性質を持っています。直射日光が当たる環境が嫌いなはずなのに、逆に全く陽の光が入らない暗がりも好んでいないからです。つまり「半日陰」くらいの場所が、苔にとっての最適な環境ということです。
直射日光を当てるのか当てないのか調整する
苔が生えやすい場所が特定できたら、そこに直射日光が当たる工夫をしてみましょう。周りに置いてあるものを移動したり雑草駆除するといったことです。またそれとは逆な方法もあります。つまり日光が全く当たらないように作り上げてしまうのです。陽の光を完全に遮断できるよう、わざと鉢やブルーシートを設置してしまうという方法があります。
除草剤で苔を駆除する方法
苔が庭に生えることで困っていませんか?苔の場合、一般的な除草剤では全く効果が期待出来ないのが欠点です。なぜなら普通の雑草と比べても、苔は植物そのものの構造が異なっているのが理由です。普通の除草剤をまいたところでもその効果がほとんど表れません。苔を駆除するためには専用の除草剤を使うか、苔に効果的な退治や駆除方法に則って行うことが大切です。
苔を枯らす方法①酢を使った駆除
よく苔に酢をかけると枯れる、と言われてきました。その効果は多少なりともあるのですが、実際には完全に枯れるほど駆除できるかは疑問です。一部分が枯れることもあれば枯れなかったりと、まばらになりやすい欠点があります。基本的には広範囲にではなく、一部分に散布したり初期的な状況での使用をおすすめします。原液~5倍に薄めるくらいが適当です。
苔を枯らす方法②熱湯を使った駆除
酢よりも効果が期待できるのが熱湯です。これは苔を熱で駆除することになるので、効き目があると言われています。ただしこれもリスクが伴う場合があります。広い面積へ散布するには大量の熱湯が必要ですし、その度に沸騰させる手間もかかるからです。あまり合理的ではないため、これも酢と同様に狭い範囲での使用がおすすめです。
苔を枯らす方法③専用の除草剤を使う
苔の退治として一番おすすめな方法は除草剤です。どうしても環境への影響を考えてしまいますが、時間効率や費用の面から効率的だとされています。そして除草剤と言っても、ラウンドアップのような一般的な除草剤や何でもよいわけではなく、苔に効果が期待できる専用の除草剤を選ぶのがポイントです。種類によって異なるため、あらかじめどのような種類の苔なのかをチェックしておきましょう。
ボタニ子
次ページからは苔におすすめの除草剤を紹介します。