ネコソギは全部で11種類!
ネコソギは、レインボー薬品株式会社が販売する除草剤のシリーズです。家庭用のものは現在11種類のラインナップがあり、適応する場所や特性にそれぞれ違いがあります。本記事ではネコソギシリーズの全種類について使い方や成分、その他の特徴についてご紹介します。
ボタニ子
除草剤の種類について
ネコソギ全種類をご紹介する前に、除草剤の種類について説明します。除草剤は大きく分けて「土壌処理型」と「茎葉処理型」、「ハイブリッド型(土壌処理型+茎葉処理型)」の3種類になります。上記は種類ごとに雑草への吸収のされ方が違うので、適した使用時期や効き目の速さが違います。効果的に草からしをするためには、それぞれの種類について把握しておく必要があります。
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特性を知りきちんと使い分けることで雑草を“根こそぎ”やっつけてしまいましょう!
除草剤の種類①土壌処理型
散布された薬剤の成分が土壌に移り、その成分を根から吸収することで雑草が枯れます。残効期間が長いため、しばらくの間は新たな発芽も抑えられます。すでに茂ってしまっている雑草にはあまり適さず、雑草のシーズン前から生え始め、草刈り・草むしり後に散布するのに向いています。形状は粒状、非農耕地向けです。
除草剤の種類②茎葉処理型
茎や葉に薬剤が付着したものがそのまま吸収され、雑草を枯らします。多くの製品は土壌に付着すると不活性化するので、強力な効果があるものでも残効性はありません。草からし後に植栽予定の土地や、庭木の下に生えた雑草を処理するのに向いています。土壌処理型より比較的速く効き目があらわれます。形状はおもに液状で、ネコソギでは微粒剤の製品もあります。
除草剤の種類③ハイブリッド型(土壌処理型+茎葉処理型)
茎葉処理型の効き目の速さと土壌処理型の残効性をあわせ持っています。土壌に成分が残り植物の発芽を抑制するため、非農耕地向けです。形状はおもに液状です。
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次のページからはネコソギシリーズの全種類を比較・紹介します!上記で説明した「土壌処理型」「茎葉処理型」「ハイブリッド型」に分けてご紹介していきますよ!
11種類!どれを選んだらいいか迷ってしまいますね…。