園芸支柱にはどんな種類がある?アーチ支柱やイボ竹など用途や特徴を解説!

園芸支柱にはどんな種類がある?アーチ支柱やイボ竹など用途や特徴を解説!

園芸支柱は、家庭菜園にチャレンジしている方にとって利用機会の多いアイテムです。ホームセンターに行くとさまざまな種類の園芸支柱がならんでいますが、種類や特徴、用途がよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか?本記事ではそんな園芸支柱について紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.園芸支柱の役割
  3. 3.園芸支柱の立て方
  4. 4.園芸支柱の種類①アーチ支柱
  5. 5.園芸支柱の種類②イボ竹
  6. 6.園芸支柱の種類③トンネル支柱
  7. 7.まとめ

園芸支柱の種類①アーチ支柱

園芸支柱のなかで、見た目にも特徴的な支柱がこのアーチ形支柱です。真ん中が円を描くように曲がった支柱で、まさにアーチを作るためのような形をしています。それでは、実際の現場ではどのように使っているのでしょうか?アーチ支柱の特徴と用途をご紹介します。

アーチ支柱の特徴

園芸支柱の中でも大型のU字支柱で、1本でアーチを作れる長さのものも売られています。近年はアーチ部分にも凹凸がある商品もめずらしくなく、連結用の支柱も固定しやすく便利です。また、サイズはもちろん、土にさしこむ間口の部分を自由に広げられる商品など、使いやすさにこだわった支柱も増えています。

アーチ支柱の用途

アーチ支柱は菜園ネットと組みあわせて、ツル性の野菜を棚仕立てで育てることができます。さらに、農業用のビニールシートをかぶせることで雨よけ栽培や寒さ対策に、防鳥ネットをかぶせることで鳥よけに、防虫ネットをかぶせることで虫よけにと、さまざまな用途で活躍する便利な支柱です。

園芸支柱の種類②イボ竹

イボ竹というとピンとこない方も多いかもしれませんが、通常、園芸支柱といえばこのイボ竹です。ホームセンターにさまざまな種類が並べられている様子を、みたことがあるという方も多いでしょう。続いてはイボ竹についての特徴と用途を紹介します。

イボ竹の特徴

イボ竹は、園芸支柱のなかでは馴染みのあるものでしょう。まっすぐな棒状で、長さや太さもさまざまな種類がそろっています。なかには支柱の先端にジョイントが付いているものもあり、3mをこえる長さにできる商品もあるのです。ほかにも色が配慮され、害虫を寄せ付けにくく表面温度も上がりにくい銀色の商品も売られているなど、選択肢の多い支柱といえます。

イボ竹の用途

イボ竹の用途で多いのは、文字通り植物の支柱です。また、何本も組みあわせることで、シートやネットを張るための土台づくりにも使えます。ジョイントや接続用品がついたものもあり、全ての植物に使える万能支柱といえるでしょう。そのため、利用する機会の多い園芸支柱のひとつです。

園芸支柱の種類③トンネル支柱

トンネル支柱も畑でよくみかける園芸支柱の1つです。その名のとおりにトンネル状の形をしています。トンネル支柱もさまざまなサイズをみかける支柱です。続いてはトンネル支柱について、その特徴と用途を紹介します。

トンネル支柱の特徴

トンネル支柱はそのもの単体で使うよりも、複数同時に使うことが一般的な支柱です。1つのウネに何本も立てて、上にシートやネットを張って使います。そのためメーカーでも上に張るシートやネットがやぶれないようにコーティング素材にこだわったり、植物の形にあわせていろいろな形があったりするのが特徴です。また、イボ竹などのほかの支柱と組みあわせられるよう、工夫されたものも販売されています。

トンネル支柱の用途

トンネル支柱は通常、複数をウネにさしてから、その上にビニールシートや防鳥・防虫ネット、寒冷紗などをかけて、中の植物を保護するために使います。また、ジョイントや接続用品のついたイボ竹と組みあわせて、3mをこえるようなアーチ支柱のかわりもつくれるため、こちらも汎用性が高い支柱です。

まとめ

出典:写真AC

園芸支柱は、家庭菜園はもちろん、ガーデニングでもさまざまに活躍してくれる大切なアイテムです。使い方を工夫するだけで、植物を元気に育てる手助けをしてくれます。家庭菜園やガーデニングで、「野菜や草花が思ったように育たない」と悩んでいる方は、ぜひ園芸支柱を取り入れてみてください!

koroton
ライター

koroton

満開の花畑でコロコロしたいです。

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