生食のナスのレシピ
レシピ①ナスの塩もみ
ナスの塩もみは、ナスと塩があればすぐできるのですぐに食べられます。ほかの材料を揃えなくていいので手早く作れて便利です。味付けは、醤油やごま油などお好みで加えてください。塩もみの塩味だけでも食べられます。
材料(2食分)
- ナス:1本
- 塩:小さじ1
- 醤油:数滴(お好みで)
- 大葉:1枚(なくてもOK)
作り方
- よく洗ったナスのヘタとガクを取り、縦半分にしてから薄く切る
- 大葉は千切りにするか、手でちぎっておく
- ナスをボールに入れ、塩をまぶして混ぜる
- ナスを押し込むように塩もみする
- ナスがしんなりしたら絞り、大葉を加えて醤油で味付けする
レシピ②塩漬け
すぐに食べられる簡単なナスの塩漬けです。本格的な漬け樽を準備しなくても、ほかの容器で代用できる分量で作ります。数日中に食べきれるため、塩はやや少なめでもかまいません。冷蔵庫で2~3日保存できます。塩漬けは、お茶漬けのお供にもなりますね。
材料(約4食分)
ナス:3本
水:400cc
粗塩:30g
漬け方
- 温めた水に塩をとかして漬け汁を作り、冷ましておく
- ナスはよく洗い、ヘタとガクを取って縦半分に切る
- 漬け汁を入れた容器にナスを並べる
- ナスの上に皿をかぶせて重しを乗せ、半日ほど漬ける
切らずに丸ごと塩漬けにすると、うま味が出ます。その場合は、1日漬けてください。
それから、塩漬けを多めに作るときは、塩の量も増やしてくださいね。水の量10%が目安です。ナス1kgなら2~3日漬け込みます。
レシピ③ナスとキュウリの酢漬け
ジッパー付きビニール袋で手軽にできるナスとキュウリの酢漬けです。さっぱりしています。時間がないときは、薄い輪切りにすると数時間で食べられます。酢や醤油の量はお好みで加減してください。ショウガはチューブ入りでも問題ありませんし、入れなくてもかまいません。
材料(2~3食分)
- ナス:1本
- キュウリ:1本
- 塩:適量
- ☆酢:大さじ1~2
- ☆醤油:大さじ1
- ☆砂糖:小さじ1
- ☆ショウガ:適量(お好みで)
作り方
- ナスはヘタとガクを取り、キュウリは塩を振って板摺りする
- ナスとキュウリを食べやすい大きさに切り、塩もみする
- 15分ほど置いて、しんなりしたら軽く絞る
- ショウガは千切りにする
- ☆印の材料を合わせて漬け酢をつくる
- ビニール袋にナスとキュウリ、漬け酢を入れてなじませる
- 空気を抜きながらジッパーを閉じ、冷蔵庫で半日~1日置く
レシピ④ナスとオクラのサラダ
オクラもナスと同じ、生でも食べられる野菜です。オクラに含まれるネバネバ成分の一つムチンは、熱に弱いため生の方が多く摂れます。どちらも塩で下処理してからドレッシングと混ぜ合わせます。
ボタ爺
ムチンは、胃腸や目など、身体のあちこちの粘膜を保護してくれる成分じゃよ。肌にもよいぞ。
材料(2人分)
- ナス:1本
- オクラ:4本
- 塩:小さじ1
- ☆リンゴ酢または酢:大さじ1
- ☆オリーブオイル:大さじ1
- ☆醤油:小さじ1/4
作り方
- ナスはヘタとガクを取り、食べやすい大きさに切る
- ナスに塩を半量振って、軽く塩もみする
- オクラに残りの塩を振り、まな板の上で転がして板ずりをする
- オクラを軽く水洗いし、ヘタを取って食べやすい大きさに切る
- ボールに☆印の材料をを入れてよく混ぜる
- ナスとオクラを加えてなじませる
レシピ⑤水ナスの刺身風
水ナスをスライスしただけのシンプルな食べ方です。ショウガ醤油、ワサビ醤油、どちらにもあいますよ。薬味も大葉などお好みでアレンジしてください。家庭菜園や産地の直売所などで採れたての水ナスが入手できた場合は、塩水に浸すアク抜き作業を省いても大丈夫です。
材料(2人分)
- 水ナス:1本
- 塩:少々
- 醤油:適量
- チューブ入りワサビ:適量
- ネギ:適量
作り方
- ナスはへたを取り、縦半分に切って1cm弱の厚さに切る
- 塩水に2分ほど浸し、キッチンペーパーで水気を拭き取る
- ネギは小口切りにする
- 盛り付けて、わさび醤油でいただく
レシピ⑥ナスとトマトのマリネ
人気の夏野菜、トマトとナスのマリネです。トマトに含まれるリコペンとβカロテンにも抗酸化作用が期待できます。食欲の落ちる暑い夏に、箸が進みそうな一品です。さっぱり味ですが、醤油を加えて味付けを濃くしてもかまいません。
材料(2人分)
- ナス:2本
- トマト:2個
- 塩:少々
- ☆オリーブオイル:大さじ2
- ☆酢:大さじ2
- ☆砂糖:少々
- ☆コショウ:少々
作り方
- ナスはヘタとガクを取って乱切りにする
- 切ったナスに塩をまぶし、軽く塩もみする
- トマトは湯剥きして、食べやすい大きさに切る
- ☆印のマリネ液を合わせ、ナスとトマトを入れて約15分漬け込む
生ナスをおいしくいただこう!
ナスが生でも食べられるとわかると漬物以外にも料理の幅がひろがりますね。暑い夏は火を使わずに生のナスをサラダにし、体調のすぐれないときは消化しやすいように温野菜にするなど、それぞれの利点を生かして、おいしくいただきましょう。
- 1
- 2
塩漬けを色よくしあげたいなら、漬けるときに料理用鉄球を入れよう。よく洗った古クギを数本入れても大丈夫!