ミニ人参(牛乳パック)の栽培日記
牛乳パックで手作りしたプランターを使って、実際にベランダでミニ人参を栽培しました。牛乳パックプランターはもちろんそのままでも置けますが、軽くて倒れやすいです。小さな子どもやペットがいる家庭では倒れないところに置きましょう。今回は寒冷地で栽培するため、春に種をまいて初夏に収穫していきます。
栽培者のプロフィール
①牛乳パックプランター作り(2~3月半ば)
②土作り(3月30日)
③種まき(4月13日)
④発芽(4月24日)
湿度が低い場合には、不織布をかけて乾燥対策するのもおすすめです。
⑤1回目の間引き(5月10日)
⑥2回目の間引き(6月20日)
ボタニ子
2回目の間引きは本葉が5枚ぐらいになったころにおこなうのが理想的です。
ボタ爺
今回は間引きのタイミングが遅すぎたかもしれないのう…。
⑦1回目の収穫(6月29日)
ボタニ子
上のほうが緑色になっているのは、栽培中に土寄せが足りなかったせいです...。
⑧2回目の収穫(7月11日)
ミニ人参の簡単レシピ
ミニ人参は甘くて柔らかく、皮ごとおいしく食べられる野菜です。小さいため火が通りやすく簡単に調理できますよ。ぜひ見た目のかわいらしさもいかして、そのままの形で利用してみてください。また、ミニ人参は栄養価の高い野菜です。残った葉も無駄にせず、栄養を余すことなく摂取しましょう。
レシピ①グラッセ
ミニ人参で作るグラッセは、普通サイズの人参で作るよりも簡単に作れるためおすすめです。ミニ人参ならそのままの形で利用でき、皮をむいたり食べやすいサイズに切ったりする手間がかかりませんよ。皮に含まれる栄養までとれます。さっと加熱するだけで火が通り、調理時間も短縮できます。
材料 (4~6人分)
ミニキャロットまたは、人参:200g
コンソメスープ:200cc
砂糖:小さじ2
塩:少々
バター:5g
作り方
- ミニ人参はよく洗い、葉や根の先を切り離しておく
- 鍋にすべての材料を入れて加熱する
- 沸騰したら弱火にして火が通るまで煮る
- 火を止めて、冷めるまでそのまま放置する
レシピ②ピクルス
ミニ人参がたくさん収穫できたら、簡単に作れて保存もきくピクルスに利用しましょう。ミニ人参は生のままでも食べられますが、油と一緒に加熱することでβカロテンの吸収率がよくなります。さっと炒めてからピルクス液につけるのがおすすめです。ただし、炒め過ぎるとシャキシャキとした食感が失われてしまうため注意してください。
材料 (2~3人分)
ちびっこ人参:約200g(両手で一杯位)
■ (大きい人参 1本分位)
お好みのオイル:大さじ1
■ A
はちみつ:大さじ1
塩:小さじ1/4
酢:大さじ3
水:大さじ3
(お好みでこしょう・ハーブなど):適量
作り方
- ミニ人参はよく洗い、葉や根の先を切り離しておく
- フライパンにオイルをしき、ミニ人参をさっと炒める
- 2にAを加える
- ガラス瓶などに移し、冷蔵庫で半日ほどおく
ミニ人参を牛乳パックで栽培しよう
甘くて栄養豊富なミニ人参は、牛乳パックなどで簡単に栽培できます。寒冷地以外では秋から冬に収穫する夏まきがおすすめですよ。また、牛乳パックはミニ人参以外にもさまざまな野菜の栽培に利用できます。ぜひ牛乳パックでプランターを手作りして、室内やベランダなどで家庭菜園を楽しんでみてください。
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出典:筆者撮影