エアプランツの飾り方講座!部屋のおしゃれなインテリアにもなるやり方を紹介!

エアプランツの飾り方講座!部屋のおしゃれなインテリアにもなるやり方を紹介!

土も水も必要のない植物、エアプランツ。おしゃれな観葉植物として、部屋のインテリアとして、多くの人を魅了します。清潔感あふれるエアプランツは、ガラスの容器などに入れて吊るすなど、さまざまな飾り方が可能です。今回は、失敗しない育て方のポイントとともにご紹介します。

記事の目次

  1. 1.はじめに
  2. 2.エアプランツとは
  3. 3.エアプランツの失敗しない育て方
  4. 4.エアプランツの種類別アレンジの方法
  5. 5.エアプランツが映える容器の7つの使い方
  6. 6.エアプランツをおしゃれに吊るす5つの方法
  7. 7.エアプランツといっしょにおしゃれな毎日を過ごしましょう

エアプランツの種類別アレンジの方法

多くの品種があるチランジア。その種類を大きく分けると、エアータイプとタンクタイプがあります。一般にチランジアの多くがエアータイプで、葉から水分を吸収して育ちます。このエアータイプは、葉の働きやそれによる色のちがいから、銀葉種と緑葉種に分類されます。また、タンクタイプとは、葉の付け根部分に水を貯めて、葉の根元と根から水分を吸収することができる種類です。

エアータイプ(銀葉種)のチランジア

出典:写真AC

銀葉種は、葉の表面がトリコームと呼ばれる白銀色の毛に覆われていることから、そう呼ばれています。このトリコームには、紫外線を防ぐ働きのほか、空気中にある水分を効率よく取り込む働きもしています。このため、乾燥に強く、日当たりを好みますが、反面、長時間の湿気に弱く、腐りやすい特徴も持っています。チランジアのほとんどの品種がこの銀葉種になります。

ウスネオイデス

出典:写真AC

葉茎が下の方に伸びていき、インテリア用の観葉植物として人気の高いウスネオイデス。生長が早く、黄緑色の香りのよい小さな花がつきます。スパニッシュモスや、サルオガセモドキなどの別称もあります。あえて飾らず、そのまま天井から吊るすだけでおしゃれ。窓辺に飾ると涼しさが倍増します。

カプトメデューサエ

出典:写真AC

ギリシア神話に登場するメデューサの頭に似ていることから、この名がついたカプトメデューサエ。葉の間からピンク色の花苞が伸び、紫色の花がつきます。葉の動きを上手に生かして、ガラスの容器やおしゃれなグラスなどに入れると部屋のインテリアとしてステキ。

ジュンセア

硬めの細長い葉がまっすぐに伸びるのが特徴のジュンセア。丈夫で乾燥に強く、葉の先が枯れにくい種類のチランシアです。葉の色は茶色っぽく、筒状の藤色の花をつけます。そのスタイリッシュな草姿をうまく利用して、シンプルに天井から吊るすほか、流木に差したり、オブジェと組み合わせたりアレンジ方法はいろいろ。

ハリシー

出典:写真AC

チランシアの中でも丈夫で、育て方がかんたん、花芽が付きやすい種類です。銀葉種の代表的な品種で、肉厚の葉が放射状に広がるロゼット状と呼ばれるつき方をするため、観葉植物としても人気が高いです。フォルムの美しさを引き立てるように、シンプルな容器や透明感のあるガラスの器で飾りましょう。

ベルティナ

出典:写真AC

ベルティナは、葉が柔らかくて、肌触りがよく、育ってくると垂れ下がってきます。全体的に緑色に見えますが、葉の表面にトリコームがあります。開花時には葉が赤くなり、葉の中心から紫色の筒状の花を咲かせます。この不思議な色の変化をうまく見せるために、ガラスの容器を使ったテラリウムのほか、流木や石の置物などにほかのチランジアと合わせてアレンジするのもおすすめ。

エアータイプ(緑葉種)のチランジア

緑葉種は、銀葉種よりも葉の表面のトリコームが少なく、緑色の葉をしていているため、こう呼ばれています。銀葉種とは性質が反対で、直射日光が苦手で、水を好むために乾燥に弱いです。このため、常に適度な湿度を保たなければならず、水やりの頻度が銀葉種よりも多くなります。

トリコロール

花苞が赤、花が紫、先端が黄色のトリコロール(3色)であることからその名がついたトリコロール。日当たりを好み、根が大きく成長するため、鉢植えで着生させた育て方をするのもおすすめ。その存在感をアピールする観葉植物として、壁のラックに差したり、机のさりげなく置いたりするのはいかが。

フィリフォリア

フィリフォリアの根元は茶色く、葉全体は濃い緑色で、糸のような葉という意味を表します。茎が伸びない性質で、放射線状に葉が伸びていき、先端は徐々にしなだれていきます。根元は幅広く集まっていき、全体的に丸い草姿になっていくため、このフォルムを利用して平たい容器に飾るほか、ガラスの容器に水辺の風景を作り込むなどの遊びも可能。

ブッツィー

茎は伸びず、葉の基部が徳利のように膨らみ、斑点模様がつくブッツィー。葉に表面にも模様が入るのが特徴で、子株ができやすく、育て方もさほど難しくない種類です。その草姿を生かして、シンプルな容器に入れて吊るすほか、流木や石の置物に並べて飾るのも人気です。

ブラキカウロス

風通しのよい環境で育てると、根が発達しやすく、鉢植えでの育て方も可能なブラキカウロス。開花期には葉が紅葉したように赤く染まるのが特徴です。湿気を好むので、鉢植えやミズゴケなどの上で管理すると大きく生長します。観葉植物として窓辺に飾るほか、ガラスの容器などに入れて涼し気に飾るなどの方法が人気。

ブルボーサ

球根という意味の名前からも想像できるように、壺型の姿に葉が四方八方に伸び、そのうねった姿が特徴的で人気のチランジア。湿度を好み、日差しに弱い種類です。花苞は赤く、紫色の花をつけます。その草姿を生かしてアルミのフレームなどに組み合わせるほか、球体のガラスの容器などに入れるとかわいくまとまります。

タンクタイプのチランジア

出典:写真AC

タンクタイプとは、葉の中心部分にある株元に水を貯めて、葉の根元と根から水を吸収することができる種類で、エアータイプと同じように、樹木などに着生して育ちます。鉢植えにするとよく育ちます。

キセログラフィカ

出典:写真AC

エアープランツの王様と呼ばれているキセログラフィカ。王冠のようなフォルムで、大型の品種が多く、優雅な雰囲気が人気の観葉植物です。全体的に白銀色の葉が涼し気で、そのままでもおしゃれなインテリアになるほか、ガラスの容器などに入れるとさわやかにアレンジできます。

ダイエリアナ

チランジアの中でもっとも美しい花を咲かせるといわれているダイエリアナ。葉の中心部が筒状になっていて、水が貯められる作りになっているのが特徴です。葉の根元に黒い点がつきます。大型なので鉢に植える王道の飾り方でもおしゃれ。

ビフローラ

葉の模様が特徴的で、タンクタイプの中でも小型のビフローラ。入手が難しいことから、人気が高い品種のひとつです。鉢に入れて観葉植物として飾るのはもちろん、流木などと組み合わせて模様をうまく見せる飾り方をすると、インテリアとして映えます。

コットンキャンディ

出典:写真AC

花苞がとても美しい品種のコットンキャンディ柔らかい銀白色の葉に、ピンク色の小さな花が集まったような姿がかわいらしくて人気です。草姿がブーケのようで愛らしく、きれいなグラスなどに入れて飾るとおしゃれです。

リーマニー

肉厚で硬い葉が特徴のリマーニー。花序は淡いピンク色で、紫色の筒状の花を咲かせます。非常に大型になる品種で、育てていくと貫禄のある草姿になっていきます。育てやすい品種で、鉢植えなどで育てる方法もおすすめ。

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