ウスネオイデス(スパニッシュモス)とは
ウスネオイデスはエアプランツ(チランジア)の仲間です。鉢や地面に生えるのではなく他の植物や岩、流木などにくっついて垂れ下がって育つ着生植物で、栽培方法しだいで5mほどに育ちます。育てやすいといわれ、アメリカでは荷物の梱包材代わりに使われることもありますが、実は個体差が大きいのも事実です。長く付きあっていけるように育て方や増やし方を見てみましょう。
基本情報
学名 | tillandsia usneoides |
科属 | パイナップル科チランジア属(ハナアナナス属) |
形態 | 常緑性多年草 |
種類 | エアプランツ(チランジア)着生植物 |
原産国 | アメリカ南部、北部 |
耐寒性 | ある |
耐乾性 | 強い |
花言葉 | 不屈 |
ウスネオイデス(スパニッシュモス)の特徴
ウスネオイデスの葉はトリコームという小さな毛で覆われています。トリコームは水分を集め蒸発を防ぐ働きをし、この毛が銀色のエアプランツが銀葉種で緑色のものは緑葉種です。エアプランツは花をつけないイメージですが、栽培環境がよければ花びらが3枚の小さい黄または黄緑色の花が春に咲き、よい香りを放ちます。根は退化してありません。個体差が大きいのも特徴です。
種類
ウスネオイデスには細葉、中葉、太葉の3種類があります。細葉は水分が蒸発しやすく、太葉は蒸発がゆっくりです。ウスネオイデスは育てやすいといわれていますが、それはおそらく栽培環境がちょうどよかったのでしょう。後述しますが水やりがとても重要なポイントなので、どのタイプのウスネオイデスか知っておくとよいでしょう。