アークトチスの育て方!季節ごとの水やりのコツや種まきでの増やし方 | 植物図鑑

アークトチス(白花)
アークトチス(オレンジ花)
アークトチス(赤花)
アークトチス(葉)
学名Arctotis
和名羽衣菊(ハゴロモギク)
別名アフリカギク
英名Arctotis
科・属名キク科・ハゴロモギク属
原産地南アフリカ
花言葉若き日の思い出

アークトチスの概要

Photo byvirginie-l

アークトチスはピンク色や白色、オレンジ色や赤色の花を咲かせるキク科の植物です。春〜初夏にかけて可憐な花を楽しめるのが魅力で、花壇の寄せ植えや切り花などに利用されています。

基本情報

園芸部類 草花
形態 多年草
樹高・草丈 20cm〜70cm
花の色 赤、白、ピンク、オレンジ、黄、青
耐寒性 強い
耐暑性 やや弱い
特性・用途 開花時期が長い、花壇の寄せ植え、切り花
栽培難易度 ★☆☆☆☆

特徴

アークトチスは、日中の太陽が出ているときは花が開きますが、曇りの日や雨の日は花が開かない場合があります。また、夜になると花がそっと閉じるのが特徴です。白色の花を咲かせる品種はシルバーリーフのものが多く、リーフプランツとしても人気があります。

アークトチスの育て方①時期

出典:写真AC

植え付けから開花までの時期

植え付け時期 4月〜5月、9月〜10月
植え替え時期 9月〜10月
肥料の時期 4月〜7月
剪定の時期 5月〜8月
花が咲く時期/開花時期 4月〜7月

栽培スケジュールカレンダー

時期1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
植え付け
植え替え
肥料
剪定
開花時期
休眠期

アークトチスの育て方②栽培環境

出典:写真AC

栽培方法

プランター・鉢植え・露地

アークトチスは、地植えでも鉢植えでも育てられます。しかし、耐暑性がやや弱いので、初心者は鉢植えにして、季節ごとに移動できるように管理するのがおすすめです。プランターで育てる場合は、株間を15cm〜20cmほどあけて植え付けていきましょう。

育てる場所

室内・屋外/置き場所・日当たり

アークトチスは、日当たりと風通しのよい場所で育てましょう。アークトチスは、日光を浴びないと花が開かないのが特徴です。室内で育てる場合も、窓辺などの日光が当たる場所で育てるのがポイントです。葉が密に茂るため、風通しのよい場所で管理して、病害虫被害を予防しましょう。

用土

アークトチスは、排水性の高い用土で育てます。市販されている草花用の培養土を使用しても構いません。自分で配合する場合は、赤玉土の小粒と腐葉土を混ぜ込んでから、少量の堆肥を加えた用土を使用してください。地植えにする場所が粘土質の場合は、腐葉土や堆肥をよくすき込んでから植え付けましょう。

アークトチスの育て方③管理のポイント

出典:写真AC

水やり

地植えでアークトチスを育てている場合は、降雨のみで十分です。鉢植えの場合は、土の表面が乾燥してから水やりをします。多湿が苦手なため、水を与えすぎると根腐れを起こして枯れる恐れがあるので注意しましょう。冬は休眠期に入り、水をあまり吸わなくなるため、やや乾燥気味に管理するのがポイントです。

肥料

開花時期の4月〜7月にかけて、肥料切れを起こさないように管理します。2週間〜3週間に1回の割合で、規定の分量に薄めた液体肥料を株元に施します。肥料切れを起こすと、花付きが悪くなるので、よく観察しながら育てましょう。植え付けの用土に、あらかじめ緩効性の化成肥料を混ぜ込んでおいても構いません。

害虫対策

アブラムシ

アブラムシは年間を通して発生しやすく、茎や葉に集団で寄生する害虫です。アークトチスの成長に必要な栄養分を吸汁するため、アークトチスが枯れる原因になります。数が少ない場合は、ガムテープに貼りつけて駆除しますが、数が多い場合は殺虫剤を散布して駆除してください。

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病気対策

うどんこ病

うどんこ病は、カビの菌糸が原因で発生する病気です。感染した部分が、うどん粉をまぶしたように白色の斑点模様が出るのが特徴で、葉の光合成が妨げられます。感染した部分は薬剤を散布しても治せないので、ほかの部分への感染を防ぐためにも早めに切り取って処分しましょう。

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アークトチスの育て方④詳しい栽培方法

出典:写真AC

苗の選び方

アークトチスをポット苗の状態で購入する場合は、葉につやがあり、花芽のたくさんついている苗を選びましょう。葉の裏側までしっかりとチェックして、病害虫被害を受けていない苗を購入してください。

剪定

5月〜8月に、花後の花がら摘みを兼ねて剪定を行います。また、茎が伸びすぎている部分や、葉が込み入っている部分を切り戻し剪定して、草姿を整えてください。

夏越し

アークトチスは耐暑性がやや弱いため、地植えの場合は寒冷紗などを使用し、30%〜50%ほど遮光してから夏越しさせましょう。鉢植えの場合は、暑さをしのげる軒下や室内の涼しい場所へ移動させてください。直射日光に長く当てると葉焼けを起こし、葉が傷んだり、変色したりするので注意が必要です。

冬越し

アークトチスは耐寒性が強く、-5℃まで耐えられるのが特徴です。しかし、葉に雪や霜に当たると、株が弱ったり枯れたりする恐れがあります。そのため、寒冷地の場合はビニールやバークチップを使用して、マルチングをしてから冬越しさせると安心です。

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増やし方

種まき

アークトチスは種まきで増やしていきましょう。種を採取する場合は、花後に花がら摘みをせずに、そのまま育てます。種子が黒くなり、完全に立ち枯れたら花茎から切り取り、種子を軽く振って種を取り出してください。種まきに適した時期は9月〜10月のため、それまでは種を新聞紙などに包み、風通しのよい日陰で管理します。

アークトチスの購入先

タキイ種苗 草花 種子 アークトチス ミックス

参考価格: 440円

出典: 楽天
出典: 楽天
楽天440円

暖色系の花を咲かせるアークトチスは、花壇に明るい印象を与えてくれます。開花時期以外にも、美しいシルバーリーフが楽しめるおすすめの品種です。

花色赤、オレンジ、黄
おすすめ度★★★★★
草丈約50cm

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