きゅうりの長期保存(漬けもの)
長期保存するための方法は冷凍や冷蔵だけではありません。少し調理した状態で保存するという方法があります。 その際にもっとも手軽なのが漬けものです。干したり、塩もみしたりして水分を抜いてからつけるのが保存性を高めるのがコツです。天日干しするときゅうり独特のぱりぱり感がでます。天日干しは表面が乾いてシワが寄ったら干し終わりです。塩もみは切ったきゅうりに塩をしてしばらくおきます。そのあとヌカ漬けや浅漬けの漬けものを作ってみましょう。
ボタニ子
干したり、塩もみしたりして作る漬けものは水分をぬくから長期保存できるんだね。
ボタ爺
きゅうりの漬けもの、ぱりぱりして美味しいぞ。
きゅうりの調理保存(きゅうりが主役のサラダ)
きゅうりの長期保存というより調理してサラダを作ってしまうという方法です。ものにもよりますが3〜4日日持ちします。食べごたえがあるきゅうりが主役のサラダを作ってみませんか。ハムや鶏肉をまぜてもいいですね。この場合もまずきゅうりは塩もみしてから使います。
ラー油きゅうりサラダのレシピ
きゅうりをうすい輪切りにし、切ったきゅうりに塩を適量まぶして10分ほどおきます。その後さっと洗って水けをよくしぼり、しょうゆ、白いりごま、ラー油を加え、さっと和えます。(冷蔵保存で4日)
きゅうりが渋いのはどうして?
きゅうりは食べてみると、とても渋いもしくは苦いことがあります。外からの見た目では渋いかどうか見分けることはできません。渋いきゅうりがあるのはどうしてなのでしょうか?保存状態や保存期間が関係するのでしょうか?
ボタニ子
渋いかどうかは、外からの見た目ではわからないんだって。
保存状態や保存期間は関係ある?
きゅうりが渋いもしくは苦いのは保存状態や保存期間には関係ありません。渋いきゅうりになる理由は、栽培時の水不足、低温、窒素肥料のやりすぎなどがあげられます。保存期間とは関係ないようですね。渋いきゅうりは見た目で見分けることは難しいですが、両端の緑色が濃い部分が渋いことが多いです。
ボタニ子
両端が渋いことがよくあるよ。
ボタ爺
保存状態や保存期間とは関係ないんだなあ。
渋いきゅうりは食べられる?
渋いきゅうりは食べるには問題ありません。捨ててしまうのはもったいないですね。ただし渋いきゅうりはおいしくないので、レシピに工夫が必要です。渋いきゅうりは薄切りにして塩もみして、煮込み料理に使うと美味しく食べることができます。みそ汁やカレーなどいれると美味しいです。
ボタニ子
もったいないから渋いきゅうりも食べよう。
ボタ爺
みそ汁やカレーにいれてもいいのか。おいしそうだなあ。
まとめ
きゅうりは水分を多く含むためいたみやすい野菜ですが、うまく保存することで保存期間をのばすことができます。冷蔵庫で腐らせないように賢く保存しましょう。また冷凍塩もみきゅうりなどをつくっておくと、保存期間をのばすだけではなく、調理の時短にもなりますよ。
きゅうりの日持ち期間と長期保存
- きゅうりの常温での日持ち期間は3日
- きゅうりは水分が多いので日持ち期間が短い
- 20℃をこえる場所ではいたみやすい
- 水気をふいて冷蔵庫にたてて保存(10日)
- 輪切りにして塩もみして冷凍保存(1ヶ月)
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これは大根ときゅうりでつくった浅漬けの水キムチです。出典:筆者撮影