はじめに
夏から秋にかけて咲き始める花として、セロシアがあります。形状から鶏の頭とも呼ばれるものですが、さまざまな種類があり、色鮮やかな花として有名です。今回は、セロシアとはどんな花であるか、その特徴や育て方はどうなっているのかについて紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
セロシアの特徴とは
セロシアは、ヒユ科ケイトウ属にあたる花であり、アジアの熱帯地域やインドなどに多く見られるものです。鶏の頭を表す鶏頭に似ていることが名前の由来であり、特徴的なので覚えやすく、人気のある花となっています。
セロシアの花言葉
セロシアの花言葉は、おしゃれ・博愛・幼児からの友情・行動的・奇妙・気取り屋などがあります。花の特徴から、もっともしっくりくるのはおしゃれですが、種類の多い花でもあるため、奇妙や気取り屋などもなかなか的を得ています。花言葉は人それぞれの受け取り方によって意味が変わるので、覚えておきましょう。
セロシアはケイトウにならない場合もある
セロシアの特徴は、鶏の頭のような形状といえます。これは、セロシアの分類でもあるケイトウの由来にもなっていますが、中には鶏の頭のようにならないものもあるのです。ノゲイトウと呼ばれる種類がそうであり、円錐状になるものもあるため、覚えておくと参考になります。
シリーズものがある
さまざまな種類があるセロシアですが、中にはシリーズで括られるものもあります。代表的なシリーズとして、キモノ・キャッスル・ドリアンなどがあり、それぞれに独特の特徴が存在しています。また、品種改良で新たなシリーズが生まれることもあるため、覚えておいてください。
セロシアの誕生花
セロシアには花言葉以外にも誕生花が設定されています。誕生花の日付は11月11日・11月12日となっており、夏から秋にかけて咲くセロシアにしては季節外れともいえます。セロシアは、ケーキのキャンドルのようにセットされて売られているため、誕生日が同じ人にはケーキと一緒に送るのもおすすめです。
セロシアの種類
セロシアには多くの種類が存在しており、主に色をで見分けがつくようになっています。カラフルなため、自分の好きな色を選んで好きに組み合わせることが簡単にできることも、セロシアの優れている点です。ここからは、セロシアにどのような種類があるのかを紹介していくので参考にしてみてください。
レッド系
セロシアの中でも馴染み深い色として、レッド系があります。レッド系の種類は、麗炎・ミヨシセレクト・ローズクイーン・サンデーレッド・ドリアンレッドなど。どれも特徴のあるセロシアのため、好みによって選ぶ種類は違ってきます。花言葉の行動的がよく似合う種類です。
イエロー系
レッド系と同じくらい見かけることが多いイエロー系です。イエロー系の種類は、ドリアンイエロー・ドリアンゴールデン・イエロークイーン・マーチンイエローなど。明るい印象が強く、レッド系との組み合わせも良い種類となります。こちらも花言葉の行動的が似合うため、その意味でもレッド系と相性は良いです。
ピンク系
次は、ピンク系のセロシアを紹介します。ピンク系のセロシアは、デリーレインボー・デリーパール・クリスタルビューティー・ボンベイブロンズ・ボンベイピンク・マーチンピンクなど。淡いピンク色から濃いピンク色まで幅広く種類が揃っています。
パープル系
少し渋い色の種類として、パープル系もあります。パープル系は、デリーパープル・ボンベイファイヤ・ボンベイチェリー・マーチンパープル・ルビーパフェ・ローズベリーパフェなど。この色の種類は数が多く、セロシアの中でもよく見ることが多いものです。
ボタニ子
次ページからはさっそくセロシアの育て方を紹介します。