セロシアの育て方
セロシアについて紹介したところで、次は実際の育て方を紹介します。セロシアは、夏から秋にかけて咲く花であるため、時期を合わせて育てることが大切です。ここからは、どのようにしてセロシアを育てていくかを紹介していくので、育てる際の参考にしてみてください。
種まきの時期
セロシアを育てるには、まず種まきをしなければなりません。種をまく時期としては、寒冷地なら5月初めから6月初め、温暖地なら4月中旬から5月中が一般的です。種まきから開花までは2ヶ月程度あるため、シーズンである6月から7月に開花するように種まきをしてください。
種まきのコツ
種まきをする時期を紹介しましたが、実際に種まきを行う際は気温を見ておきましょう。適温は25度前後とされているため、その気温になる時期を見極めることも重要なのです。年によっては気温の上がる時期がズレる場合もあるため、天気予報などで確認することをおすすめします。
種まきは土の浅い部分で行う
時期や適温を見極めて種まきをするのですが、セロシアの種は小さいためあまり深く植えないようにしましょう。目安としては2~3mm程度に深さを抑えるとうまく咲いてくれます。直接土に種まきをするだけでも育ちますが、万全な状態で育てたいなら土に埋めるようにしてください。
日光にはしっかりと当てる
種まきの後1週間程度で発芽してきます。この時期は特にしっかりと日光に当てるようにしましょう。しかし、育つためには肥料を与えて水やりをする必要があるため、日光に当てすぎて土が乾かないように配慮しておいてください。
水やりの方法
セロシアに水やりをする際は、葉に水をかけるよりも根元にかけるほうが効果的です。これは、土の乾燥によって発育が悪くなるセロシアの特徴を考えても理に適っています。また、肥料と水を一緒に与えられる水肥も使ってみましょう。効果が高い分、こまめに水やりする必要はありますが、栄養を与えやすいです。
肥料はどれくらいか
セロシアに肥料を与える際は、あまり多めにしないことを心がけてください。肥料が多すぎると、葉が大きくなって花が育ちにくくなります。液肥の場合はなるべく薄めにする、固形の肥料をあげる際もあまり量を増やさないことで、きれいなセロシアを育てることができます。
土はどれくらいか
セロシアを育てる際は、なるべく新しい土を用意してください。庭の土を使う際も同様であり、下地を作ってからセロシアを育てていくことをおすすめします。しかし、土に肥料を与えすぎるときれいに花が咲かないこともあるため、土を用意する際は注意しておきましょう。
ボタニ子
次はセロシアの植え替え方法について解説します。