小菊とは
菊は、大きく分けて「大菊」「野生菊」「ポットマム」そして「小菊」に分類される植物です。小菊は名前のとおり、菊のなかでも小ぶりな品種の総称で、花の直径が9cm以下のものをさします。花色もピンク色や赤色、白色や黄色などさまざまで、花壇の寄せ植えや盆栽として利用できるのが魅力です。そんな小菊の特徴や、種まきから剪定などの育て方を詳しく紹介します。
小菊の基本情報
科名 | キク科 |
属名 | キク属 |
形態 | 多年草 |
開花時期 | 9月〜11月 |
耐暑性 | 普通 |
耐寒性 | 強い |
小菊の特徴
小菊は盆栽や切り花、仏壇や墓へのお供えなどさまざまな用途で利用されている植物です。成長期に入ると枝分かれをして、たくさんの花を次々と咲かせます。「家庭用の鑑賞菊」とも呼ばれており、色とりどりの花色やかわいらしい咲き姿が人気です。大輪の花を咲かせる大菊は栽培が難しく上級者向けの植物ですが、小菊は初心者でも育てやすいといわれています。
名前に「菊」がつく植物
菊には多数の品種があり、花色もバリエーション豊かで、一重咲きや八重咲きなど咲き姿もさまざまです。ドライフラワーにできる菊や、海岸沿いに咲く菊など個性豊かな菊がたくさんあります。「秋明菊」「浜菊」「矢車菊」などの菊の品種については、以下の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。
小菊の花言葉
小菊には「元気」「真実」「純情」という花言葉がついています。小ぶりな菊ですが、大菊や野生菊に劣らない立派な花を咲かせる様子から「純情」という花言葉がつけられました。また、次々と枝分かれをして花をたくさん咲かせる性質に「元気」という花言葉がぴったりですね。菊の花言葉については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
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