コーヒーかすの再利用法5選！除草効果や肥料としても使えるの？

紹介したように、コーヒーに含まれているポリフェノールとカフェインは私たちの体にとって重要な役割をはたしてくれます。次に、出し殻になったあともそれらの成分が立派に働いてくれるリサイクル方法の紹介します。今回は5つの使い道を掲載するので、ぜひ参考にしてみてください。

コーヒーに含まれているカフェインとポルフェノールには植物の成長を妨げる効果があり、除草の役割を果たしてくれます。実際に雑草が生えて困っている場所に豆かすをまくと、雑草の成長を阻害する作用が働いて繁殖を防いでくれるでしょう。除草効果は約半年から1年ほどもつので、その期間を過ぎたら新たに足してあげてください。

コーヒーの豆かすは植物を育てるうえで欠かせない肥料の効果も期待できます。しかし、そのまま再利用するのではなく1度乾燥させた後に堆肥と混ぜ、発酵させましょう。完成するのに3ヶ月ほどかかりますが、この作業を省いて豆かすを撒いてしまうと、せっかく育てた植物にカビがはえてしまったり枯れてしまうことがあるのできちんと下準備が必要です。

脱臭剤としてよく使われるのは炭ですが、なんとコーヒーの豆かすには炭の約3倍ほど脱臭効果があると言われています。脱臭剤として使う前によく乾燥させましょう。乾燥させたものをトイレに置くとアンモニアの匂いを消臭し、冷蔵庫に置くと食品同士の匂い混じりを防いでくれます。他にも靴箱や生ゴミ用のゴミ箱に入れて置くのもいいですね。臭いが気になることがなくなり、快適な生活を送れるはずです。

一軒家に住んでいる方は特に、のら猫のフンに困ったことはありませんか。コーヒーには猫を寄せつけない効果があります。あのコーヒー特有の匂いが猫は苦手なようです。この効果は同様に虫にも期待できます。特にナメクジやアリなどの害虫がいる所にまくと、繁殖をとどめることができます。匂いを利用して、こういった使い道もあるのでぜひ試してみてください。

コーヒーそのものにもダイエットやアンチエイジングなどの効果がありますが、豆かすにも女性にとって嬉しい美容効果があります。カフェインには血行の流れをよくして、くまを防いだり古い角質を取り除いてくれる成分が含まれています。それらの成分を利用し、商品化されているクリームやパック、スクラブをこれからいくつか紹介しますので気になった方はぜひ使ってみてください。