ホワイトセージの増やし方
成長とともに茎が固くなっていくため折れやすくなってしまう性質があります。また、古い株は成長しにくくなり長生きしない場合が多いので挿し木や種まきで増やしていくのがおすすめです。ホワイトセージは「挿し木」「種まき」「株分け」の3つの増やし方があります。それぞれの増やし方に適した時期や方法をご紹介します。
増やし方①挿し木
挿し木は3月〜5月か9月〜10月が適期です。剪定で切り落とした茎を使用しても構いません。先端から15cmほどの部分で切り取り、下の方に付いている余分な葉を取り除いてから数時間水に浸して水分を吸わせておきます。赤玉土などの挿し木用の用土に挿してたっぷりと水を与えて発根を待ちましょう。
増やし方②種まき
ホワイトセージは開花が終わると種子をつけるのが特徴です。8月頃に開花が終わっても剪定しないでそのまま育ててください。完全に立ち枯れたら茎ごと切り取って種子を切り離します。軽くふると中から種が出てくるので9月〜10月に種まきをします。次の年の春に種まきをしたい場合は、新聞紙などに包んで風通しのよい日陰で保管しておきましょう。
増やし方③株分け
大きく育った株を選び、根を傷つけないようにていねいに土から掘り起こします。根を優しくほぐして手で簡単に分かれる部分で株分けしていきましょう。新しい用土に植え付けたら根付くまで水切れを起こさないように管理します。
まとめ
ホワイトセージの名前の由来や特徴、育て方や挿し木や株分けでの増やし方などをご紹介しました。ホワイトセージは庭植えにしたり観葉植物にしたりとさまざまな育て方ができ、栽培方法や増やし方も簡単で初心者にも育てやすい植物です。白くて美しい葉や独特な芳香が楽しめる魅力的なホワイトセージをぜひ育ててみてくださいね。