清見オレンジとは?旬・糖度などの特徴や清見タンゴールとの違いを紹介

清見オレンジとは?旬・糖度などの特徴や清見タンゴールとの違いを紹介

さまざまな種類があるみかんの中でも特に人気があるのが「清見オレンジ」です。味のよさと栄養価の高さから全国に多くのファンを持つ清見オレンジの魅力や旬の時期、さらによく似た名前の「清見タンゴール」との違いなどについてわかりやすく解説します。

記事の目次

  1. 1.清見オレンジとは?
  2. 2.清見オレンジの特徴
  3. 3.おいしい清見オレンジの見分け方
  4. 4.清見オレンジのおいしい食べ方
  5. 5.清見オレンジの保存方法
  6. 6.まとめ

清見オレンジの特徴

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国産みかんの代表選手・温州みかんと外国産のオレンジの香りをミックスさせたみかんなので、味や香り、豊富な栄養などさまざまな特徴を持っているのが清見オレンジです。そこで食べる前にぜひ知ってほしい5つの特徴をわかりやすく解説します。

①味

清見オレンジは爽やかな香りのオレンジと味に定評がある温州みかんを交配させたため、酸味と甘さのバランスがとれているのが味の特徴です。糖度は11~12度なのでイメージしているほど甘すぎず、さらにオレンジの酸味が後味をすっきりさせるので男性からも人気があります。

②栄養

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清見オレンジはほかの種類のみかんと同じく、ビタミンCが豊富に含まれているのが特徴です。さらに清見オレンジには、体の免疫力を高めるβ-クリプトキサンチンや善玉菌の増殖を助けるペクチンなど、身体を元気にしてくれる栄養がたくさん詰まっています。

食物繊維も豊富

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お肌をつるつるにしてくれる栄養素・ビタミンが多い清見オレンジですが、実は食物繊維も多く含んでいます。食物繊維はおなかの調子を整えてくれる女性にうれしい栄養素ですので、食後やおやつに食べるだけでおなかをスッキリさせてくれるのも魅力の1つです。

③果汁

温州ミカンの血をひくため、清見オレンジは果肉を取り出した瞬間ジュースのような果汁が勢いよく飛び出してきます。しかも小粒の果肉にはたっぷりの果汁がつまっているため、みかんの産地などでは「天然のゼリー」と呼ぶこともあります。

④皮

味の特徴は温州みかんに似ていますが、皮は外国産のオレンジの特徴が強くやや硬めです。そのため手でむくこともできますが、その際も包丁などで切り込みを入れなければむくのは難しいです。なお手づかみで食べる場合は、スマイルカット(8等分)にして食べます。

⑤「おいしいみかん」のお母さん

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味よし・香りよしの清見オレンジは、日本で栽培されている「おいしいみかん」のお母さん的存在です。糖度・酸味・果汁のバランスがよい清見オレンジをベースにした交配種がつぎつぎと誕生しており、その中には「高級みかん」と呼ばれる種類も多く存在します。

おいしい清見オレンジの見分け方

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清見オレンジは日本のみかんと外国のオレンジのゴールデンコンビで交配された品種なので、味・香りは折り紙付きです。ただしおいしい清見みかんの見分け方を知っておくと、味・香りだけでなく購入価格にも満足できるお得なお買い物ができるので、そのコツをご紹介しましょう。

①重さ

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清見オレンジは果汁の多いのが特徴のみかんですが、果汁の量は表面から見ただけではわかりません。そこで重要なのが「重さ」です。大きくても軽いみかんは水分が少なくすかすかしていますが、小粒でもずっしりと重たいみかんは果汁がぎっしりつまっています。ですから選ぶときは必ず手にもって重さをチェックしてください。

②ヘタの色

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ヘタの色の違いをチェックするのも、見分け方の重要なポイントです。果汁が詰まったもののヘタは濃い緑色をしていますが、鮮度が落ちたものは色が薄いです。ちなみに収穫から時間がたつと果肉の水分が皮に吸いとられてしまうため、ヘタが変色したものを選ぶと、食べたときにぱさぱさ感を強く感じます。

③色ツヤ

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袋詰めで販売されていると、重さやヘタをチェックする見分け方が使えないことがあります。このような場合は表面(外皮)の色ツヤからチェックする見分け方がおすすめです。濃いオレンジ色とみずみずしいツヤがある清見オレンジは糖度が高く果汁も多いですが、色ツヤが悪い場合は果汁が少なく味が薄いことがよくあります。

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清見オレンジのおいしい食べ方

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