清見オレンジとは？旬・糖度などの特徴や清見タンゴールとの違いを紹介

清見オレンジはほどよい甘さ・ジューシーな果汁・爽やかな香りが特徴のみかんなので、いろいろな食べ方が楽しめるのですが、皮が硬いので食べるときは包丁などでカットするのがおすすめです。そこで「簡単にできる食べ方」と「子供が食べやすい食べ方」の2つを紹介します。

清見オレンジは皮が外国産のオレンジに似て硬いので、オレンジやグレープフルーツのようにスプーンを使う食べ方が1番簡単です。カットするときはヘタとお尻の間に包丁を入れ2等分にします。食べるときは袋の中の果実だけを取り出すと、口に袋が残らないのでおすすめです。

小さなお子さんに食べさせる場合は、スプーンよりも手づかみで食べる食べ方がおすすめです。ただし皮だけでなく袋も硬いので、スマイルカット（8等分）すると袋が口に残りにくくなります。さらに皮と袋の間に切れ目を入れておくと、小さなお子さんでも手で簡単に果肉がとれます。

旬のみかんをおいしく食べる秘訣は、購入したその日のうちに食べることです。ただしその日のうちに食べきれない場合は正しい方法で保存すれば、おいしさや風味を損ないません。そこでおいしさを逃がさないための正しい保存方法を2つご紹介します。

清見オレンジは気温が低い1月下旬～5月に出荷されるので、1週間程度であれば常温で保存できます。ただし明るい場所におくと成熟が進み果汁が皮に吸い取られてしまうので、段ボールなど光を遮る容器に入れできるだけ日のあたらない場所で保存しましょう。

1週間以上保存する場合は、常温保存ではなく冷蔵保存がおすすめです。ただし冷蔵庫の中は水分が奪われやすいので、そのままの状態で冷蔵庫に入れると水分が抜けて味が悪くなります。そこで冷蔵庫に入れる場合は、ラップや新聞紙、紙袋などに包んでから保存するようにしましょう。

清見オレンジはさまざまな種類があるみかんの中でも果汁の豊富さが際立つので、産地では「天然のゼリー」とも呼ばれています。旬の時期は短いですが全国に多くのファンをもっているので、清見オレンジに初チャレンジするならこまめに産地の収穫カレンダーをチェックするのがおすすめです。