大島桜とは?桜餅にも使われる葉・花の特徴や見頃の季節・名所を紹介!

大島桜とは?桜餅にも使われる葉・花の特徴や見頃の季節・名所を紹介!

大島桜とは、白い花と新緑の葉が同時に生長する桜です。香りのある葉が桜餅に利用されます。丈夫で育てやすいため植え方や害虫に気をつければ盆栽にもできます。そこで大島桜の花の特徴とソメイヨシノの葉桜との違い、家庭での育て方や見頃の季節と名所を見ていきましょう。

記事の目次

  1. 1.大島桜とはどのような植物?
  2. 2.大島桜の特徴
  3. 3.大島桜の花言葉
  4. 4.大島桜の名所
  5. 5.大島桜の育て方
  6. 6.まとめ

大島桜の花言葉

Photo by zaimoku_woodpile

大島桜の花言葉は「心の美しさ」「優れた美人」「純潔」です。遠目から見てもわかるほど大きな白い花を咲かせるため、清らかで美しい花言葉がつけられています。花や葉に強い香りがあり、大島桜の優美な雰囲気がよく表れています。

大島桜のもつ古風な花の雰囲気に似合う花言葉ですね。

大島桜の名所

出典:写真AC

大島桜は伊豆を中心とした暖かな沿岸地域を好むため関東地域に名所が多いです。見頃の季節にあわせてお出かけしてみてはいかがでしょうか?大島桜の名所を5つご紹介します。

名所①大島のサクラ株

伊豆大島の「大島のサクラ株」は樹齢800年以上も生き続けている有名な1本桜です。幹まわりが8m以上もあり、島内に自生している大島桜の中で最も古く国の特別天然物に指定されています。見頃は3月下旬~4月上旬です。主幹が枯れても太い枝が生き延びており、見事に花を咲かせます。強い生命力を感じさせる大島の古桜をせひ一度見に行ってみませんか?

名所②箱根園

神奈川県の箱根園には、樹齢100年の富士山のような美しい末広がりの大島桜があります。見頃は東京都心に比べると少し遅い、4月中旬~5月上旬です。高さ約12m、幹まわり約5m、周囲約70mもある巨木で、箱根園のシンボル的存在です。毎年、芦ノ湖畔を華やかに彩り多くの観光客を魅了しています。

名所③三渓園

横浜市の三渓園は、三重塔など歴史的建造物と約300本の桜が調和する日本庭園です。内苑に佇む大きな大島桜は圧倒される美しさで多くの人の心を捉えています。見頃は3月下旬~4月上旬です。古い建築物と桜がライトアップされ幻想的なお花見を楽しめる人気スポットになっています。

名所④新宿御苑

新宿御苑には、1100本65種類以上の多様な桜が咲きます。桜が寒さの残る2月半ばから咲き始め、5月上旬まで次々と咲き競う東京の桜の名所です。大島桜は中の池近くにあり、見頃は4月上旬です。真っ白な花と緑の若葉が、側で咲く陽光(ヨウコウ)のピンクの花びらと対比が多くの観光客を魅了しています。

名所⑤三嶋大社

伊豆の三嶋大社は、大島桜の他ソメイヨシノ、三島桜や河津桜など15種類200本の桜が咲きます。参道から本殿に続く桜のトンネルは約200mもあり、2月下旬~4月中旬まで長く桜を楽しめる名所です。

次のページで「大島桜の育て方」を詳しく解説します。

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大島桜の育て方

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