椿油を顔に使うときの注意点
化粧用の椿油には、使用上の注意点がいくつかあります。無香料・無着色・無添加の椿油であっても、肌トラブルを防ぐために事前のテストが大切です。また一度使い始めたら椿油の酸化を防ぐためにも、2〜3ヶ月で使い切るようにします。
①肌にあうかテストする
化粧品の肌へのテストは、皮膚科医も行なっているパッチテストという方法があります。パッチテストは化粧品が自分の肌にあうかどうかが、家庭でも簡単にわかる方法です。
【パッチテストの方法】
- 清潔にした二の腕の内側に、化粧品を塗り30分ほど置く
- 塗ったところに赤みやかゆみ・腫れがないかを見る
- 可能な場合は、絆創膏などでカバーして24時間置く
- その後赤みなどがなければ、少しずつ使い始める
②適量を使う
椿油を使うときはまず始めに1〜2滴を伸ばしてから、足りないなと感じたら付け足す、これを繰り返すことで適量がわかります。余分につけすぎると、肌の酸化や油焼けの原因になるので、多いときはティッシュで軽く抑えて拭き取りましょう。
③直射日光を避けて保管
椿油を保管するときは、直射日光を避けます。またキャップやノズルの先に油がついたままでは、酸化したり不衛生になったりするので、ティッシュで拭き取って清潔にして保管しましょう。
知ってる?こんな椿油の使われ方
- 包丁やハサミ・工具やナイフの手入れや錆止めに、プロも使っている椿油がベスト
- 揚げ物にもドレッシングにも最適、食用椿油はコレステロールを下げ、血液サラサラに
- 木製の家具や床柱のツヤ出し、防腐や防虫効果の高い保護剤としておすすめ
まとめ
髪や顔・全身の保湿とケアにおすすめの椿油の肌への効果と、効果的な使い方を紹介しました。古くから親しまれている椿油は、自然派のスキンケアオイルとして改めて注目されています。スキンケアやヘアケアに取り入れてみましょう。
出典:Unsplash