みかんの皮のお菓子レシピ3選
みかんの皮は、お菓子作りにも使えます。みかんの皮の鮮やかな色や爽やかな香り、ほろ苦い味は、お菓子の彩りや風味付けにぴったりです。みかんの皮は、ビタミンCなどの体によい栄養素も含んでいるので、ヘルシーなお菓子を作りたいときにも重宝しますよ。
レシピ①みかんのピール
ピールはみかんなどの柑橘類の皮で作るお菓子の定番です。柑橘類特有の鮮やかなビタミンカラーと香りが楽しめます。たっぷりの砂糖を使いますが、皮独特のほろ苦さもしっかりと残るので、甘ったるい味にはなりません。そのまま食べてもおいしいですが、クッキーやケーキなど、焼き菓子の材料にしても、風味豊かに仕上がります。
材料
- みかんの皮…無農薬のもの作りたい分
- グラニュー糖(グラニュー糖、キビ糖、三温糖、黒糖、ハチミツでも)みかんの重さと同量弱
- グラニュー糖適量
作り方
- みかんの皮は、内側の白い部分をこそげ取ってから千切りにする
- 千切りにした皮を、水に1時間ほどさらし、水気をきる
- みかんの皮と同量弱の砂糖をいっしょに鍋に入れ、弱火で煮詰めていく
- 汁気がなくなったところで火を止める
- クッキングシートの上に、みかんの皮を1本ずつ並べて冷ます
- 冷めたらグラニュー糖をまんべんなくまぶして、できあがり
レシピ②みかんのケーキ
みかんの皮のマーマレードジャムと、ホットケーキミックスで簡単に作れるケーキです。マーマレードジャムの甘さとほろ苦さで、簡単なのに甘過ぎない大人の味に仕上がっています。炊飯器を使うレシピなので、オーブンがなくても作れる点も魅力です。
材料 (8人分)
- ホットケーキミックス200g
- 牛乳140ml
- 卵1個
- バター40g
- みかんの皮のマーマレードジャム100g
- 砂糖大さじ3
作り方
- バターは半分を溶かしておき、もう半分は炊飯器の釜に塗る
- ボウルに卵と砂糖と牛乳を加え、よく混ぜる
- 完全に混ざったところで、みかんのマーマレードジャムを加え、手早く混ぜる
- さらにホットケーキミックスを加え、粘りが出ないようにサックリと混ぜる
- 溶かしバターを加えたら、炊飯器の釜にゆっくりと注ぎ入れ、炊飯器のスイッチを入れる
- スイッチが切れたら、竹串を刺して焼き具合を確認する。竹串に何もついてこなかったらできあがり
レシピ③クッキー
みかんの皮を練り込んだクッキーです。焼き菓子の風味とサクサク食感に、みかんの爽やかな香りがよくあいます。このレシピの特徴は、バターをサラダ油、牛乳を豆乳に置き換えて、よりヘルシーなお菓子に仕上げているところです。甘さも控えめにしているので、好みで調整するとよいでしょう。
材料 (約20個)
- 薄力粉80g
- てんさい糖(砂糖)20g~30g
- みかんの皮2個分
- サラダ油大さじ2
- 無調性豆乳(牛乳)大さじ2
作り方
- 千切りにしたみかんの皮を、150℃のオーブンでパリパリになるまで乾燥させる。時間は約10分~15分
- 粉類は全てふるってボウルに入れる。豆乳と油は、あわせてよく混ぜておく
- 粉類にあわせておいた豆乳と油を入れて切り混ぜる。半分くらい混ざったところでみかんの皮を加える
- 生地がまとまったら、一口大の大きさに丸める
- 丸めた生地を平たくして、クッキングシートを敷いた天板に並べていく
- 170℃に予熱したオーブンで焼く。時間は約20分~25分
- 焼けたら網にとって冷ます。熱が取れたらできあがり
みかんの皮でエコライフ
捨てられることが多いみかんの皮ですが、じつは薬用に、入浴に、掃除に、料理のスパイスやお菓子の材料にと、多種多様な活用法がある素材です。いろいろな方面で役立つみかんの皮の活用法を、ぜひ生活に取り入れてみてくださいね。
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出典:写真AC