除草に「塩」がおすすめできない理由は?塩水の除草効果と併せてご紹介!

除草に「塩」がおすすめできない理由は?塩水の除草効果と併せてご紹介!

除草に「塩」を使う方法があるのを知っていますか?「塩」はとても身近な存在ですが、庭や畑で使用するのにおすすめできないのはなぜなのでしょうか。どのような問題があるのでしょう。また除草効果はどれくらいあるのでしょうか。一度詳しく確認してみましょう。

記事の目次

  1. 1.除草で塩がおすすめできないのはなぜ?
  2. 2.塩を使った除草の方法
  3. 3.塩で除草ができるメカニズム
  4. 4.塩による除草のメリット・デメリット
  5. 5.塩による除草は塩害を引き起こす
  6. 6.雑草の育たない庭の作り方
  7. 7.まとめ

砂利やコンクリートを敷く

Photo byRochasBrasil

防草シートほどではないですが、砂利を地面に敷き詰めることで日光を遮り雑草が育つのを防ぎます。厚く敷き詰めた方が遮光率が高くなり、防草効果が高くなります。粒の大きさ、形、色、様々な種類があり、砂利のタイプによっては踏んで歩くと音がして、防犯効果があるタイプもおすすめです。砂利の隙間から雑草が生えてくることがありますが、大量には生えてこないので楽に管理できます。

コンクリートで固めてしまう

Photo by ColdSleeper

雑草がどうしても嫌だという方は、土の部分がなくなるようにアスファルトやコンクリートを敷き詰めてしまう方法もあります。人工的なで味気ない庭になってしまいますが、雑草を生やさない方法としては効果的です。隙間から雑草が生えてくることがありますが、それくらいなら草むしりしても負担は少ないでしょう。

ウッドチップによるマルチング

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

ウッドチップによるマルチングは、砂利のように日光を遮ることで雑草が成長するのを防ぐ効果があります。広範囲に使ったり、庭木の根元、花壇などの植物の周囲の土を覆うことで、地面の乾燥を防ぐことができます。お洒落でナチュラルな見た目の庭を演出するのにぴったりです。放っておいてもウッドチップは土に還りますので、環境にも優しい方法です。

マルチングになる植物を植える

Photo byCapri23auto

庭では植物たちがあちこちの勢力範囲を奪い合う弱肉強食の世界です。雑草が生えても負けないような植物をあらかじめ植えておくのも一つの対策です。グランドカバーとよばれる植物なら、根付いてしまえば雑草は目立たず、生えてきてもすぐ抜けばいい程度のものなので、手がかからず草むしりの負担が少なくなります。

固める土を使う方法

クリックするとAmazon商品ページへ飛びます

雑草対策として土や砂を固めて雑草を生やさないようにする防草砂という商品があります。材料は砂やコンクリートでできており、水をかけるだけで固まります。とても手軽なのですが、見た目よく平らにならすのが素人には難しいので、プロに頼んだ方が美しく仕上がります。自分でやる場合は、外から見えにくい場所で試してみると良いでしょう。

お湯を使った除草

塩を使うよりはまだよい方法として、熱湯をかけるという方法もあります。沸騰した湯を雑草の上から掛けるという単純な方法ですが、確実に枯らすことができます。この方法のデメリットは熱いお湯を持ち歩くため、やけどに気をつけなければならないことでしょう。もちろん広範囲の庭には向いていません。

まとめ

フリー写真素材ぱくたそ

塩(塩化ナトリウム)を使った除草は一見手軽で安全そうに思えますが、土壌に塩害をもたらす大変リスクの高い方法です。土地は長い間そこに住む人に影響を与えます。庭は草花を植えて花や緑を楽しんだり、畑で野菜づくりをしたり、生活にうるおいを与えてくれます。除草方法はのちのち後悔しないように、人体にも環境にも安全な方法を選びましょう。

kuro57
ライター

kuro57

小さなお庭で気軽にガーデニングを楽しんでます。

関連記事

Article Ranking