スギナに効果的に除草剤6選！おすすめの希釈倍率・散布方法も解説！

シバゲンの有効成分は素早く茎葉から吸収されて、植物のアミノ酸生成を阻害して枯らします。商品名のとおり芝生用の除草剤として素晴らしい効果を発揮し、イネ科や広葉雑草のほとんどを除去することができます。さらに、土壌処理剤の効果もあり、長い期間雑草の発生を抑える優れた除草剤です。

シバゲンDFを散布するときは粒剤を水に溶かして希釈液を作る必要があります。スギナの枯らし方としては、10aあたり20gの薬剤を面積に応じて測量してください。しかし、庭のように10坪程度の狭い面積では極小量になるため電子秤が必要です。春の栄養茎が生育盛期になったころに散布すれば、効果的に枯らすことができ、胞子からの繁殖も抑えられます。様子を見ながら、夏にもう一回散布をし、来年の春も同様に散布を繰り返すことでスギナをかなり除去できます。

シバゲンDFは芝生に散布する除草剤としては、効果のある除草剤ですが、枯れるまでに時間がかかるため、散布に失敗したと思って再度の散布をしないようにしましょう。また、希釈液に展着材を混ぜると除草効果が高まります。

グリホサート系除草剤には開発元のラウンドアップマックスロードのほかに、ジェネリック農薬がありますので、主要な商品と特徴を紹介します。

グリホサート系の除草剤は、散布することで一面枯らすことができる非選択性除草剤になります。農耕地用と非農耕地用があり、残留性がほとんどないため庭や道路の草除去によく使われる除草剤です。有効成分が茎葉から取り込まれ、根まで到達し枯らすので、植物が根に栄養を送る時期に散布すると効果的に防除ができます。

グリホサート系除草剤によるスギナの枯らし方では、複数回の散布が重要です。グリホサート系除草剤は地面に落ちた後の残効性がないため、後から出てきたスギナには効果がないためです。そのため、生育盛期である4月末から二週間に一度の散布を3回繰り返し散布をすることで、地下茎から順次発生するスギナを地下茎ごと枯らせます。

グリホサート系除草剤を使用する際に注意することは、枯らしたくない農作物や芝生にかけないようにすることです。家庭菜園などで他の植物を枯らさずにスギナを除去する方法としては、ハケや霧吹きの道具を使って直接スギナに有効成分を付着させることがおすすめです。