除草剤Q&A
庭の管理や農耕地・畦畔におすすめの除草剤ですが、インターネットなどでは除草剤に関する情報も多く、どの情報が正しいのか不安に感じることもあるでしょう。そこで除草剤Q&Aで、よくある疑問をわかりやすく解説します。
Q.雨上がりは避けたほうがいいってホント?
A.製品によって使う時期やタイミングが違うので、雨の日や雨上がりを散布のタイミングとしている製品もあります。特に粒剤が主流の農耕地専用タイプは、雨・雨上がりのほうが効果が高いです。ただし家庭用製品は液剤が主流なので、2度手間を避けるためにも雨・雨上がりは避けて使いましょう。
Q.使っても効果がないのはどうして?
A.製品によって使われる薬剤の種類や形状が違うため、除草剤の効果や使い方はそれぞれ違います。そのため正しい使い方をしないと、いくら高価な製品でも効果は期待できません。
チェック①散布時期は合っている?
除草の効果が出ないときには、散布の時期を確認しなおしてみましょう。粒剤タイプは雨・雨上がりの散布が効果的ですが、液剤タイプはその逆です。雑草(特に葉)が濡れていると効き目がありません。そのため「使い方の注意点」でも触れましたが、製品の特徴を理解して使用することが重要です。
チェック②散布ムラはない?
除草剤は「面倒な草刈りの手間がいらない」が1番のメリットですが、量を多く使えば効果が上がるわけではありません。適量は製品ごとに違いますが、正しい量を使わなければ効果も期待できません。特に手軽に散布できる液剤タイプは適量を見極めるのが難しいので、注意しながら作業を進めましょう。
チェック③希釈濃度は合っている?
希釈して使う液剤の場合、原液を薄める水の量が間違っていると除草の効果が出にくくなります。希釈タイプは広い範囲を低コストで除草するのに便利ですが、安全かつ効果的に使うために希釈濃度を間違えないことが注意点です。
次のページでは、タイプ別のおすすめ除草剤を紹介していきます。