エアプランツとは？どんな種類があるの？初心者へのおすすめをご紹介！

エアプランツを育てるのに必要なのは、水と日の光です。土も水もいらない、と説明されることもあるエアプランツですが、実は水はかなり重要です。とはいえ、種類によって育て方は少しずつ違います。もちろん普通の観葉植物のように毎日の様に水やりが必要なわけではありませんが、かといって霧吹きだけでは育ちの悪い種類もあるのです。どんな観葉植物も、育てるポイントの基本は変わりないということですね。

観葉植物にとって、温度管理もまた重要です。耐寒性があるか、耐暑性があるかによって、夏や冬の置き場所などを工夫する必要があるからです。チランジアはたいてい20度～30度の間が望ましい植物です。耐寒性の低い種類が多いため、10度を下回るようなら室内の温かい場所に移動するようにしましょう。夏は40度を超すようなときは枯れる危険性があるため、涼しい場所に移動しましょう。

水は、乾燥に強い銀葉種は週に1回程度株全体に霧吹きで水をかけます。緑葉種は銀葉種ほどには乾燥に強くないため、週に2～3回程度霧吹きで株全体に水をかけます。とはいえ、銀葉種でも水を好む品種や乾燥に弱い品種もあるので、育てるまえにきちんと調べることをおすすめします。

チランジアの中には、月に1～2回、ソーキングを必要とする品種があります。ソーキングとはバケツやたらいに水をいれ、チランジアを株ごと水に浸けることです。時間は品種にもよりますが、だいたい1時間前後です。

チランジアは太陽の光を好むものが多いです。とはいえ、直射日光は葉焼けする可能性も高く危険なので、遮光ネットや寒冷紗、室内ならレースのカーテンなどで日差しを遮るようにしてください。日陰で育ててしまうと、生育が悪くなったり、間延びした姿になったりと、良くない影響が出るので、日照不足には気を付けましょう。

肥料は必要であれば、液肥をかなり薄めて、水やりの時に水の代わりに霧吹きにいれて株全体に吹き掛けます。濃すぎると株が枯れることもあるため、肥料を与えるときは気をつけましょう。チランジアは土に植えるわけではなく、養分も水分も葉から吸収するため、置肥は必要ありません。