はじめに
かぼちゃは冬至に食べる風習があるなど、日本人になじみの深い野菜です。また、栄養価が高く日本人の食に欠かせないのと同時に、栽培しやすく、貯蔵性が高いため、家庭菜園で人気のある野菜でもあります。こちらの記事では、家庭菜園で初心者の方が悩みやすい、収穫時期の見極め方や、収穫方法、貯蔵について各やり方をご紹介していきます。
かぼちゃについて
かぼちゃは、冬至やハロウィンなどで馴染みの深い野菜ですが、詳しいことを知らない方も多いと思います。こちらでは、かぼちゃの基本的な情報と、栄養や品種についてのご紹介をしていきます。
かぼちゃの基本情報
学名 | Cucurbita sp. |
科名 | ウリ科 |
属名 | カボチャ属 |
和名 | カボチャ |
英名 | pumpkin |
原産地 | 南北アメリカ |
かぼちゃの栄養素
かぼちゃはβカロテンが豊富に含まれた緑黄色野菜の1つです。ほかにもビタミンB類やビタミンC、カリウム、食物繊維なども多く含まれる栄養満点の野菜です。栄養が豊富に組まれるからこそ、昔から日照時間が短い冬至に食べられています。
日本かぼちゃと西洋かぼちゃ
現在に日本で栽培されているかぼちゃには主に2つのタイプがあります。日本かぼちゃと西洋かぼちゃに分けられ、日本かぼちゃは凹凸が強く、ねっとりとした肉質で、甘味が少ないです。反対に西洋かぼちゃは凹凸が少なく、ホクホクとした肉質で、甘味が多いのが特徴です。現在日本で流通している多くが西洋かぼちゃで、甘味がある品種に人気があります。
かぼちゃの品種
かぼちゃの品種はとても多く、各地域の伝統野菜を入れると50種類以上あるとされています。種類によって大きさや形、色とさまざまです。プランターでも育てやすい大きさのミニ品種もあり、家庭菜園で栽培するときは、どの品種を育てるか選ぶのも楽しみの一つではないでしょうか。
次のページでは、収穫時期についてご紹介していきます!