コリンキーとは
コリンキーの基本情報
科名 | ウリ科 |
属名 | カボチャ属 |
産地 | 日本 |
英名 | colinky |
別名 | サラダかぼちゃ、フレッシュかぼちゃ |
2002年に日本で品種登録される
コリンキーは2002年、「山形セルトップ」と「サカタのタネ」によって品種登録され、日本で知られるようになった野菜です。オーストラリアから導入された品種「B625」の選抜系統と、日本の加賀野菜「打木赤皮栗」の選抜系統からつくられています。現在コリンキーを生産しているのは日本だけです。春の終わりごろから夏の間にかけてが旬で、道の駅などでも出回ることがあります。
コリンキーの特徴
果皮はレモン色
コリンキーはカボチャの一種で、完熟しないうちに収穫されます。丸みがあり、長さが16cm~18cm、重さは500g~1kgほどで、果皮はあざやかなレモン色です。果肉は淡い黄色で、なかには小さくて平べったい種がたくさん入っています。
皮ごと生食できる
コリンキーは日本でよく見かけるカボチャよりも皮がやわらかくて切りやすく、皮ごと食べられるのも魅力です。また、果肉はくさみが少なく、シャキシャキと歯ざわりがよいのでサラダなどにも向いています。味は瓜のような香りがすこし感じられるくらいです。完熟したコリンキーにはカボチャのようなホクホクした食感はありませんが、とろけるような柔らかさになります。種や中わたも調理して食べられますよ。
栄養価が高い
コリンキーは栄養価が高く、カロテン、ビタミンB群、ビタミンC、鉄分、食物繊維、カリウム、カルシウムなどを含んでいます。手軽に生食できる野菜で、栄養までしっかりとれるなんてうれしいですね。