ホップの栽培方法!ビールの原料としても有名な植物の育て方を知ろう!

ホップの栽培方法!ビールの原料としても有名な植物の育て方を知ろう!

ホップはビールの香りや苦味に欠かせない原料です。ホップとはどのような特徴のある植物なのでしょうか。また、ホップは家庭でも簡単に栽培できるといいます。植え方や収穫方法など、育て方のポイントをご紹介しましょう。栽培したホップの利用方法にも迫ります。

記事の目次

  1. 1.ホップとは
  2. 2.ホップの特徴
  3. 3.ホップの栽培①植え方
  4. 4.ホップの栽培②日常の育て方
  5. 5.ホップの栽培③収穫
  6. 6.ホップの栽培④冬~春の育て方
  7. 7.栽培したホップの利用法
  8. 8.まとめ

ホップの栽培④冬~春の育て方

ホップは宿根草で、秋に来年の芽ができてから冬に地上部が枯れる特徴があります。年内にはつるを切断して、根と芽だけで越冬させましょう。地植えなら降雨で十分ですが、鉢やプランターなら冬でも乾燥し過ぎないように水やりをします。真冬の2月に肥料を追加しますが、これは春に伸びる栄養にするためです。暖地では冬の時期でも芽が出てくることがあるので、全て切り取ります。

冬越し後の3月に株を整理

根が鉢やプランターいっぱいに広がっている場合は、冬が去った3月頃に株分けや植え替えが必要です。秋にできた芽がたくさんあり過ぎる場合は間引き、傷んだ根なども取り除きます。必要に応じて株分けしてこぶし大に整理し、新しい土に植え付けましょう。芽が出る1か月前(3月頃)から根が活動し始めるので、水やりを徐々に増やします。

ホップの栽培⑤増やし方

ホップの増やし方には挿し木と株分けがありますが、株分けのほうが一般的です。挿し木に適した時期は4~5月で、新しく伸びたつるを15cm程度の長さに切って挿し木します。1か月程度で発根しますが、収穫できるようになるまでに約3年もかかるのです。株分けは冬を越した3~4月の時期に植え替えを兼ねて行います。根を掘り起こして、芽を傷つけないように適当な大きさに切り分けましょう。

栽培したホップの利用法

Photo byRitaE

ホップが収穫できたら、食用にしたい方もいるかもしれません。ホップには健胃作用、利尿作用、鎮静効果や睡眠促進作用があります。植物性エストロゲンを含むので更年期障害にも有効だと言われ、さまざまな健康効果が期待できるのです。自宅でホップを栽培した場合、どのように利用したらよいでしょうか。ホップの利用方法をご紹介します。

緑のカーテンとして利用

ホップはつるをぐんぐん伸ばし、夏にたくさんの葉を茂らせるので、緑のカーテン(グリーンカーテン)として使われます。毬花が揺れる様子もかわいらしく涼しげです。ただし暑さが苦手で高温多湿では生育しにくいので、暖地では難しいかもしれません。同じ種類のカラハナソウなら、ホップほどの香りと苦味はありませんが耐暑性には優れています。

無理をさせずにやさしく誘引する

緑のカーテンにする場合、つるは横方向に誘引し、カーテンを作りたい幅で何度か折り返します。つるが折れないよう優しくいざないましょう。本来は上に伸びたい植物なので、無理に横に誘引し過ぎると伸びなくなることもあります。春に出た芽を多めに残したり、剪定で脇芽を出して生かしたりするのもよいでしょう。

花材として利用

ホップの毬花は、フラワーアレンジメントに利用するのもおすすめです。ドライフラワーにしてガーランドやボタニカルボトルにすれば素敵なインテリアになります。つるでリースの土台を作り、ホップだけのリースも作れます。ポプリにして、お風呂に浮かべたり枕に入れたりして香りを楽しめば、ホップの睡眠促進効果でよく眠れるかもしれません。草木染めもできます。

飲食用に利用

毬花をビールに入れて追いホップにすると、フレッシュな香りと苦味を楽しめます。また、毬花をアルコールに漬け込むとルプリンの成分がアルコールに溶け込んで、ホップ風味のお酒の完成です。アルコールやホップの種類によってオリジナルの味が楽しめます。他のハーブと一緒にハーブティーにするのもおすすめです。

若芽も食べられる

毬花の食べ方としては天ぷらなどの揚げ物にするのが一般的で、苦みがおつまみにもぴったりです。ホップの若芽も食用になり、おひたしや胡麻和えやソテー、ピザに乗せるなどすると美味しく食べられます。

まとめ

Photo byRitaE

ホップはセイヨウカラハナソウ(西洋唐花草)とも呼ばれ、ビールの香りや苦みや泡もちのよさを左右する重要な原料です。ホップは育て方も簡単で、宿根草なので一度植えれば毎年楽しめます。収穫したホップは飲食用に利用することも、ハンドクラフトに使うことも可能です。ぜひホップを自家栽培して、生の爽やかな香りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

jitsu
ライター

jitsu

薬科大学卒業後、食品や水の検査に携わっていました。ものづくりと読書が大好きで、家の中は手芸作品でいっぱい!いろいろな木の実を集めたり、植物の写真を撮影したりするのも趣味です。里山づくりに参加しており、放置竹林伐採作業や自然工作イベントのスタッフの経験があります。

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