ソメイヨシノの名所
花見は春の訪れを楽しむ日本独自の文化であり、外国人観光客が日本を訪れる目的にもなっています。ソメイヨシノの開花は春がきた感じさせてくれる重要な風物詩です。日本全国で親しまれているおすすめの花見の名所をいくつかご紹介します。
さくらの里(静岡県)
静岡県にあるさくらの里は大室山のふもとに約40種類、およそ1,500本の桜が咲き誇る花見の名所です。夜にはライトアップが行われ、幻想的な夜桜も楽しめます。ソメイヨシノだけでなく、さまざまな種類の桜が9月〜5月にかけて咲き続けており、絶え間なく桜が鑑賞できる「さくらの里」という名前がぴったりの名所です。
大阪城公園(大阪府)
公園内には約3,000本の桜が植えられており、中でも「西の丸庭園」にはソメイヨシノをはじめとして約300本の桜が咲き誇ります。関西屈指の桜の名所とされ、満開のソメイヨシノと大阪城を一緒に楽しめる人気の花見スポットです。
新宿御苑(東京都)
新宿御苑にはカンザクラやヤマザクラ、シダレザクラなどさまざまな種類の桜が咲いています。新宿御苑は日本人だけでなく、外国人観光客にも有名な名所です。桜の奥に高層ビルが立ち並ぶ景色が、都会らしく現代的な魅力があります。芝生にシートを敷いてお弁当を広げ、のんびりと花見をするのもおすすめです。ソメイヨシノ以外の桜については、以下の記事も参考にしてみてくださいね。
海津大崎(滋賀県)
「日本のさくら名所100選」にも選ばれている滋賀県海津大崎は、琵琶湖沿いに咲き誇るソメイヨシノが有名です。琵琶湖に反射したソメイヨシノや、花びらが水面を流れていく様子も美しいと人気があります。琵琶湖の岸に約4kmに渡って続くソメイヨシノは圧巻の迫力です。
まとめ
ソメイヨシノの特徴や名前の由来、繁殖方法や人気の理由についてご紹介しました。ソメイヨシノは美しくて絶大な人気があります。しかし病気にかかると全滅してしまう恐れがあり寿命も短いのが特徴です。自然に繁殖もできないので人間が手をかけてあげる必要があります。そんな「人間とともに生きていく木」ソメイヨシノをこれからも大切に守っていけると素敵ですね。