ペポカボチャの育て方
ペポカボチャは栽培方法も簡単で、初心者にも取り組みやすい野菜の1つです。種まきからでも苗からでも育てることができます。小さな種から育てて、大きな実を収穫する喜びは自分で育てたからこそ。ぜひ挑戦してみてくださいね。
育て方①種まき
ペポカボチャの種まきに適した時期は、4~6月ごろです。ポットに野菜栽培用の土を入れ、種を並べ、薄く土をかぶせてやった後に水をたっぷり与えます。ポットの土の乾燥に気を付けながら、適宜水をやりましょう。
1週間ほどで発芽
ペポカボチャの種はどれも発芽率が高いのも魅力です。うまくいけば1週間ほどで発芽を確認できるでしょう。成長に合わせて少しずつポットを大きくし、地植えか大きめの鉢(またはプランター)に移植しましょう。
育て方②整枝
つるを伸ばしながらペポカボチャは成長します。中心となる枝から伸びる親づると、そのわきから増えていく子づるを3本程度残し、あとは剪定してしまいます。つるを何本も残しておくと、花が付きすぎて実がどれも大きくならないことがあるためです。
育て方③施肥
つるの剪定が終わるころに、一度施肥します。化成肥料を握りこぶし1つ分ほど、株本にパラパラと広げるように与えましょう。実がなる野菜用の液体肥料などを適宜与えてやっても構いません。
育て方④受粉
カボチャを栽培する上で大切な工程が受粉です。雌花と雄花が別々に咲きます。雄花をとり、雌花に花粉を付けるように受粉させます。筆などで花粉を集めてから雌花につけても構いません。人の手が入ることで受粉の確率が上がります。
育て方⑤収穫
順調に栽培が進めば、種まきから4~5か月後には収穫できるようになります。品種によっても収穫の時期にばらつきがありますので、種のパッケージなどをよく確認しましょう。
育て方⑥種の収穫
収穫したペポカボチャは、通常のカボチャのように半分にまず切ります。他のカボチャ同様とても固いので気を付けましょう。半分に切ったらワタを取り出し、ワタの中から種を洗い出します。種を食べられるのはペポカボチャの中でもストライプペポカボチャになります。また、実の方は残念ながら食べられませんので、種だけを収穫します。
害虫などを防ぐためにワラを敷く
実が大きく育つペポカボチャは、その自重で地面に接する箇所が傷みやすくなってしまうこともあります。害虫などを予防する意味も兼ねて、大きく育ち始めた実の下にはワラなどを敷いてやるとよいでしょう。
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