プレミアムモスとはどんなコケ?特徴や枯らさずに育てるコツを解説!

プレミアムモスとはどんなコケ?特徴や枯らさずに育てるコツを解説!

プレミアムモスは鮮やかなライトグリーンがきれいな苔(こけ)の一種です。アクアリウムにもコケリウムにも使用でき、印象的な雰囲気を作れます。ゆるやかに成長する特徴があり、管理も簡単です。そんなプレミアムモスを育てるコツをご紹介します。

記事の目次

  1. 1.プレミアムモスとは
  2. 2.プレミアムモスの育て方
  3. 3.プレミアムモスを枯らさずに育てるコツ
  4. 4.プレミアムモスを使ったコケリウム
  5. 5.プレミアムモスにおすすめの生き物
  6. 6.まとめ

プレミアムモスとは

プレミアムモスとはきれいな明るいグリーンがきれいな苔(こけ)の仲間です。主に水槽で使用されます。プレミアムモスは観賞魚と一緒に育成したり、他の苔とあわせて水槽レイアウトに使われたりと人気の高い苔です。流木や石に活着(かっちゃく)させると、自然の風景を演出でき、水槽内に森のような風景を作り出せます。

基本情報

スジゴケ科
スジゴケ属
原産 アジア
分布 ヨーロッパからアジアの広い地域
別名 プレモス、ナミガタスジゴケ

プレミアムモスの特徴

プレミアムモスはゆっくり成長するのが特徴です。そのため、小さいものを買って自分で増やそうと思うとかなりの時間がかかります。そのかわり、すぐに成長する種類の苔よりも管理はらくです。プレミアムモスは触るとごわごわした感触で簡単にばらけます。触れるときは注意してください。葉の長さは2mm~5mmほどで短いです。石や流木に活着(かっちゃく)させると苔むしたようになり、深みのある風景が作れます。

プレミアムモスの育て方

プレミアムモスは成長が遅いため、成長に伴う管理の手間はそれほどかかりません。最初に環境を整え、それを維持していれば少しずつ育っていきます。そのかわり、成長の遅さのために藻(も)が付きやすいので注意しましょう。藻を取るミナミヌマエビやヤマトヌマエビの苔(こけ)取りエビを一緒に入れておくと藻を食べてくれます。ここではそんなプレミアムモスの育て方をご紹介しましょう。

育て方のコツ①環境

Photo by G4GTi

pH 弱酸性~水性
硬度 軟水
水温 20℃~26℃
光量 低光量~中光量
二酸化炭素 添加

これはプレミアムモスを育成するときに適した環境ですので他の水草や観賞魚などと一緒に育成する場合は条件が変わってきます。その場合は、一緒に育成する草や魚に適した環境も考慮して環境づくりをしてください。二酸化炭素はプレミアムモスの成長を急がない場合は特に必要ありません。また、光量を少し多めにするとプレミアムモスの成長を促せます。

育て方のコツ②活着

プレミアムモスはゆっくり成長します。増やすためには時間が必要なため、他の水草や苔に比べて値段は高めです。小さいものを購入して自分で育てたり活着(かっちゃく)させようとすると時間がかかります。また、プレミアムモスの多くは既に活着された状態で売られているのでそれを購入して、一度外してから活着しなおした方が早いのです。ここでは家で育成したり活着させたりする方法をご紹介します。

水中で活着させるコツ

Photo by maijou2501

プレミアムモスを水中で活着させる場合は活着させたい石や木に固定しておくことが必要になります。このとき、木綿の糸を使うと、プレミアムモスの成長の早さよりも木綿の糸が解けてしまう方が早いのでおすすめできません。糸を使う場合はテグスを使いましょう。また、専用の接着剤の方が簡単に固定できます。その状態で水中に入れておき、活着するのを待ちましょう。

水上で活着させるコツ

プレミアムモスを育てるとき、あるいは、活着(かっちゃく)させるときはじつは水上のほうがやりやすいです。方法は簡単で透明なコンテナやラップをした容器などにプレミアムモスを入れて半日陰に置き、乾燥しないように時々霧吹きで水を与えます。活着させる場合には活着させたいものの上にモスを置き、同じことをするだけです。直射日光に当たると容器内が蒸れて枯れることがあるので注意してください。

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プレミアムモスを枯らさずに育てるコツ

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