苦いブロッコリーの苦みを抑えたアレンジレシピ
レシピ①ブロッコリーのポタージュスープ
材料(2人分)
ブロッコリー1/2房
玉ねぎ1/4個
牛乳(豆乳)300㏄
コンソメ顆粒小さじ1
塩・こしょう適量
作り方
- 玉ねぎとブロッコリーを適当な大きさに切る
- 耐熱容器に入れてふんわりラップをする
- 500wのレンジで1分加熱する
- 3と牛乳(豆乳)をミキサーにかける
- 鍋にコンソメ顆粒と4を入れて温める
- 塩こしょうで味を調える
作る際のポイント
ポタージュスープは、牛乳や豆乳を使用することで苦みやクセが和らぐため、ブロッコリーが苦手な人や子供におすすめの食べ方です。生のブロッコリーは冷凍のものに置き換えも可能です。下処理済みの冷凍ブロッコリーを使う際は、調理前にレンジで自然解凍するか、小鍋で軽く蒸すか、3での加熱時間を長めにしてください。
レシピ②ベーコンとブロッコリーのクリーム煮
材料(2人分)
ブロッコリー1/2個
ベーコン20g
玉ねぎ半分
人参1/4本
牛乳200cc
小麦粉大さじ2
塩・コショウ適量
バター適量
作り方
- ブロッコリーを洗って茹で、水気を切って食べやすい大きさに切る
- 人参と玉ねぎは薄切りに、ベーコンは短冊切りにする
- 小麦粉を牛乳で溶いておく
- フライパンでバターを熱し、ベーコンを強火で炒める
- ベーコンに少し火が通ったら、人参と玉ねぎを加えて炒める
- 玉ねぎが透き通ってきたら、ブロッコリーを入れる
- ブロッコリーを軽く炒めたら、弱火にして3を加える
- とろみがつくまでかき混ぜながら加熱する
- 塩コショウで味を調える
作るときのポイント
クリーム煮は、ブロッコリーを使ったレシピの中でも人気の高い食べ方です。ブロッコリーの芯が余っている場合は、短冊切りにして加えましょう。冷凍ブロッコリーを使う際は、解凍せずにそのまま6で鍋に入れてください。耐熱容器にご飯を入れて上からクリーム煮をかけ、チーズをトッピングして焼くと違った食べ方が楽しめます。
レシピ③ブロッコリーと茹で卵のサラダ
材料 (3~4人分)
ブロッコリー1房
ゆで卵2個
☆マヨネーズ大さじ3
☆オイスターソース大さじ1
☆塩こしょう適量
作り方
- ブロッコリーを洗い、小房に分ける
- 1を蒸すか塩茹でにしてザルに上げる
- 茹で卵を食べやすい大きさにカットする
- ボウルに☆の材料を入れて混ぜ合わせる
- 4にブロッコリーと茹で卵を加えて軽く混ぜる
作るときのポイント
ブロッコリーサラダのレシピはたくさんありますが、このレシピは味付けに苦みを和らげるマヨネーズとオイスターソースが使われているため食べやすい仕上がりになっています。ブロッコリーは蒸すか茹でるのが基本ですが、焼くと違った歯ごたえが楽しめておすすめです。パスタに絡めたりパンに乗せて焼いたり、食べ方はさまざまです。
苦いブロッコリーを食べるときの注意点
生で食べるとき
ブロッコリーは、茎や葉も含めてすべて生で食べても問題ありませんが、注意点が3つあります。
①コリンの摂りすぎ
ブロッコリーに含まれる「コリン」と呼ばれる成分は、継続的に大量摂取すると体臭悪化や胃腸障害、多汗症などの原因につながる恐れがあるため注意が必要です。ただし、毎日多量摂取を続けない限りは問題ありません。適量摂取を心がけましょう。
②残留農薬
ブロッコリーは栽培時に虫がつきやすく、農薬を使って育てることが多いため、微量ではありますが残留農薬が気になる野菜の一つに挙げられます。つぼみがたくさん集まり表面がデコボコしているので、洗う際は隅々までていねいに洗いましょう。
③虫や異物
ブロッコリーは虫がつきやすく、さらにゴミなどの異物が付着しやすい作りになっています。加熱する場合は熱で死滅するため問題ありませんが、生で食べる際は注意しましょう。流水だけではなかなか落としきれないので、水を張ったボウルなどに房が下になるように浸けて20分ほど放置してください。その後流水で軽く流しましょう。
臭いが強いとき
ブロッコリーは新鮮な状態でも独特な臭いがしますが、臭いが強いときには注意が必要です。臭いの原因としては「腐っている」「傷んでいる」「カビが生えている」などが考えられます。特に腐っているブロッコリーは、酸味のある臭いや普段と違う臭いがするため、「何か変だな」と感じるときは食べるのを止めましょう。
離乳食を作るとき
ブロッコリーを使って離乳食を作る際は塩分を抑える必要があるため、苦みを取る下処理の際に塩を使わないように気をつけましょう。塩を使わずに加熱するだけでも、苦みは和らぎます。苦みが強くどうしても塩を使いたい場合は、下処理後に熱湯をかけるなどして対処してください。
苦いブロッコリーもおいしく食べよう
苦いブロッコリーは傷んだり腐ったりしていない限りは問題なく食べられます。ただし、苦いままでは食べにくく、口の中にえぐみが残ることもあるため、調理にわせて下処理をしましょう。苦い原因や対処法を覚えて、ぜひ歯ごたえがよく栄養満点なブロッコリーをおいしく食べてみてくださいね。
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