ブロッコリーの食べ過ぎは「体臭」に注意!1日どのくらいが適量?

ブロッコリーの食べ過ぎは「体臭」に注意!1日どのくらいが適量?

身近な野菜のブロッコリーは、栄養豊富で低カロリーのため太る心配も少なく、筋トレやダイエット中の人にも人気です。しかし食べ過ぎると体臭が魚の臭いになるなどの悪影響があります。そんなブロッコリーの食べ過ぎるデメリットや食べ方、適量について紹介します。

記事の目次

  1. 1.ブロッコリーの栄養
  2. 2.ブロッコリーを食べ過ぎるとどうなる?
  3. 3.ブロッコリーの1日の適量は?
  4. 4.ブロッコリーのおすすめの食べ方
  5. 5.身近な食材だからこそブロッコリーの食べ過ぎに注意

ブロッコリーの栄養

Photo bysilviarita
ボタニ子

ボタニ子

ブロッコリーってクセがないし、茹でるだけでも食べられるから大好き!

ボタ爺

ボタ爺

美味しいだけじゃない、ブロッコリーの栄養について知ってるかな?ブロッコリーは栄養の爆弾なんて呼ばれることもあるんじゃぞ。

ブロッコリーは、一年を通して気軽に食べられる人気の野菜です。栄養価の高い食材で、積極的に栄養摂取したい妊娠中の女性や乳幼児の離乳食にもおすすめです。ビタミン類をはじめとして、ミネラルや食物繊維など、毎日必要とされる栄養がバランスよく含まれています。タンパク質も多く含まれ、カロリーが低くて太る心配も少ないことから、近年では筋トレやダイエットをしている人からも注目を集めています。

ビタミンC

ブロッコリーに含まれる注目の栄養素のひとつがビタミンCです。ビタミンCは肌や粘膜を健康に保つなど美容効果の高い栄養素です。しかし、ビタミンは体の中に貯めておけない「水溶性」なので、毎日とり続けなければいけません。毎日大量に食べるのは大変なことですが、ブロッコリーならおよそ100g(一株の1/3程度)のブロッコリーを食べれば、成人が1日に必要としているビタミンCの量(100mg)を充分にとれます。

ボタ爺

ボタ爺

ビタミンCはすぐ体の外に排出されるから、1日の上限量がない。だからビタミンCは毎日たくさんとっても悪影響がなくて安心じゃ。

カルシウム

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カルシウムは乳製品などに代表される栄養素ですが、ブロッコリーにもカルシウムが多く含まれています。およそ100g(3房~5房ほど)で38mgのカルシウムがとれます。年齢と性別にもよりますが、推奨されるカルシウムの1日あたりの摂取量は650~800mgで、ブロッコリーをほかの食品とあわせてとることがおすすめです。

カルシウムのさまざまな働き

カルシウムは骨を丈夫にする、ストレスを減らすなどの働きが広く知られています。また骨だけでなく、肌のきめ細やかさや新陳代謝を支えるなどの美容にも効果を発揮するとされています。成長期の子どもだけでなく、ストレスにさらされ肌が荒れやすい大人も、カルシウム不足には注意したいといえるでしょう。

葉酸

出典:写真AC

葉酸はビタミンB群のひとつで、代謝に欠かせない栄養素です。細胞分裂を促し、新陳代謝をスムーズにする栄養素で、肌の調子を整える効果もあるとされます。妊娠中の女性や子どもの成長期に欠かせない栄養素ですが、葉酸も水溶性ビタミンの一種です。すぐ排出されてしまうので、毎日とり続けなければいけません。ビタミン摂取同様に、ブロッコリーなら食べやすく、特に花蕾(からい)は筋がなく柔らかで離乳食にも便利です。葉酸をとるために毎日のメニューに加える野菜としてもおすすめです。

ボタ爺

ボタ爺

葉酸は食事からとるぶんには1日の上限量はないが、もしサプリメントをとる場合は要注意じゃ。1日あたり1000㎍が上限じゃぞ。

カリウム

カリウムは塩分を体の外に排出したり、血圧を下げたりするのに効果的な栄養素で、むくみ解消や肌の再生を促す効果もあるとされます。多くの野菜に含まれる栄養で、ブロッコリーにも豊富に含まれています。糖尿病などの場合に制限されることも多い栄養素で、持病がある方は注意が必要です。

ブロッコリーを食べ過ぎるとどうなる?

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ブロッコリーはダイエットに取り入れられるほどカロリーが低く、太る心配はほぼありません。栄養素の高さからも、積極的に取り入れたい野菜のひとつです。しかし、体によいとされるブロッコリーにも、食べ過ぎることのデメリットがあります。

食べ過ぎによるデメリット①体臭が強くなる

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ブロッコリーを食べ過ぎると、体臭が強くなることがあります。ブロッコリーのようなアブラナ科の野菜に、コリンという物質が含まれているからです。コリンは体のなかでトリメチルアミンという物質に変わります。トリメチルアミンが体内に増えると、体臭が強くなります。「魚が腐ったときのような生臭さ」といわれる特徴的な臭いです。

トリメチルアミンの増えすぎに注意する

通常量のトリメチルアミンであれば、肝臓で分解されて排出されます。臭いが気になるほどではありません。数百g程度のブロッコリーを毎日食べてもトリメチルアミンが体内で増えすぎることはありませんが、肝臓の機能が低下していたり、そもそもトリメチルアミンを分解できなかったりする体質の人もいるため、注意が必要です。

ボタニ子

ボタニ子

体臭が、魚の臭いになるだなんて!

ボタ爺

ボタ爺

芽キャベツやカリフラワー、キャベツなどもコリンは多いといわれているぞ。ブロッコリーは食べやすいから、特に注意じゃな。

食べ過ぎによるデメリット②下痢になる

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ブロッコリーには食物繊維が豊富に含まれています。食物繊維はお腹の調子を整えたり、ダイエットのサポートに有効だったりしますが、とりすぎると腹痛や下痢を起こします。またブロッコリーは水分が多い野菜です。とりすぎた水分は体を冷やし、下痢や腹痛を引き起こします。さらに、腸が分解しにくいフルクタンという糖分が含まれていて、腹痛の原因になることがあります。食物繊維と水分、フルクタンという下痢になりやすい原因がそろっているということです。

食べ過ぎると③甲状腺の機能が低下する

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ブロッコリーを食べ過ぎると、甲状腺の機能が低下する場合があります。甲状腺機能低下症になると、体がだるく眠気を強く感じたり、むくんだり、無気力になったりするなどの症状がでます。

ブロッコリースプラウトにも含まれるスルフォラファン

不調の原因は、ブロッコリーに含まれるスルフォラファンという物質です。スルフォラファンは、体の中でコイドロゲンという甲状腺を腫れさせるなど、甲状腺機能低下症を引き起こす物質として働くことがあります。スルフォラファンはブロッコリースプラウトに特に多く含まれていて、強火で加熱することで量が減ることがわかっています。

ボタニ子

ボタニ子

スルフォラファンって、太るのを予防するのに効果があるっていわれる物質よね。でもとりすぎるのはデメリットがあるのね。

ボタ爺

ボタ爺

まぁ、スルフォラファンのとりすぎは1日に数㎏を生で食べ続けるのでなければ、そこまで心配する必要はないぞ。

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ブロッコリーの1日の適量は?

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