ブロッコリーとは
ブロッコリーは地中海沿岸で発祥し、元はキャベツの品種だったのをイタリアで品種改良され、花の蕾の粒の状態のものを食用にします。アブラナ科・アブラナ属に分類されることから、収穫せず放っておくと、蕾の部分から菜の花に似た花が咲きます。緑黄色野菜に分類されるブロッコリーにはさまざまなタイプがあります。
- ブロッコリー
- 茎ブロッコリー
- ブロッコリースプラウト
- ブロッコリースーパースプラウト
ブロッコリーの栄養成分
ブロッコリーは緑黄色野菜の中でも幅広い食べ方ができる食材です。サラダにしてもいいですし、グラタンやシチューに入れても彩と食感の両方が楽しめます。1回で食べきれないときは、冷凍保存もできるのでなにかと重宝します。ブロッコリーは生よりも加熱すると栄養価が高くなるので、積極的に取り入れるようにしましょう。
ブロッコリーの主な栄養成分
- ビタミンC
- カロテン(ビタミンA)
- ビタミンE
- ビタミンK
- 葉酸
ブロッコリーの下処理方法
ブロッコリーは房のつぼみが内側に巻いているので洗いづらいと感じている方も多いのではないでしょうか。そこで、洗い方や切り方、茹で方や茹で時間など、ブロッコリーの下処理を行う際の取り扱いを詳しく見ていきましょう。
下処理方法①洗い方
ブロッコリーの茎の根元を持ち、水の中で何度か左右に振る洗い方をして、房の中の汚れなどを浮かします。水を取り替え、そのまま水に10~20分くらい浸けておきます。
下処理方法②余計な葉を落とす
水からいったん引き上げおきます。ブロッコリーに茎から伸びた枝や葉が付いている場合、枝や葉などを切り落としておきましょう。葉の根元にも小さな虫などがいることもあるので、茎から伸びている枝や葉などを根元からカットする切り方をおすすめします。
下処理方法③茎をカットする
子房に分けやすくするため、先に房に枝分かれする部分と茎を分ける切り方をおすすめします。茎も食べられるので捨てずにとっておきましょう。
出典:写真AC