ブロッコリーを生食するときのポイント
ブロッコリーを安全においしく生食するために、「選び方」「洗い方」などに注意しましょう。
選び方
①鮮度がよい
ブロッコリーを生食する際は、鮮度のよいものを選んでください。鮮やな濃い緑色をしていて、茎の切り口が変色しておらずみずみずしいものが新鮮です。茎に空洞やスがあるものは鮮度が落ちているため避けましょう。つぼみが小さく実がしまっていて、房どうしの間に隙間がなく、適度な硬さのあるものがおいしいです。
②農薬使用量が少ない
ブロッコリー生食する際に気をつけたいのが残留農薬です。基本的には洗うことでほとんどの残留農薬を取り除けますが、「農薬使用量の少ない」ものを選ぶと安心して食べられます。農薬は体によくありません。生食で食べる場合は、少し値段が高くても「無農薬」のものを選ぶことをおすすめします。
洗い方
①水で洗う
ブロッコリーには虫やホコリなどの異物が付着していることが多く、流水で洗うだけでは不十分です。水を張ったボウルなどに房が下になるように浸けて20分ほど放置し、その後流水できれいに洗い流しましょう。
②塩水で洗う
塩には殺菌効果が期待できるため、塩水で洗うと虫の除去がしやすいです。大きめのボウルにたっぷりの水を入れ、小さじ1杯の塩を溶かしたら、小房に分けたブロッコリーを入れて混ぜ洗いしましょう。ビニール袋に塩水を入れて、口を閉じて振り洗いする方法もおすすめです。
③重曹で洗う
重曹には農薬を除去する効果が期待されています。洗い方は塩で洗う場合と同じです。掃除用の重曹ではなく、飲食できるタイプのものを使ってください。
下処理の仕方
ブロッコリーを生食する場合、きちんと洗えていれば特別な下処理をしなくても大丈夫です。茎が硬くて食べにくく感じるようであれば、皮を厚めにむくか細かくスライスすると食べやすくなります。茎の下部分は収穫の際に切り落とされてから時間が経ち鮮度が落ちているため、食べずに切り落としましょう。
生食したいけど硬さがどうしても気になります。どうしたらよいですか?
皮を厚めに剥いても硬さが気になる場合は、湯にくぐらせる程度に茹でてみましょう。長時間茹でなければ栄養が溶け出す量も少なく、歯ごたえも生のものと変わりません。
ブロッコリーをおいしく生食しよう!
ブロッコリーは加熱調理するイメージがありますが、選び方や洗い方を間違えなければ生で食べても大丈夫です。スムージーやサラダなど今回紹介したレシピ以外にも、生で食べる方法はたくさんあります。栄養豊富なブロッコリーをぜひおいしく生食してみてくださいね。
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